そしてある日、希巳は永田の好物の「ぶり大根」を披露。絶賛する永田を見て2人が一緒に暮らす日が近いことを悟ったムジャキは自ら返却を希望し、本社に運ばれてしまう。希巳の悲しむ姿を見たヤンチャとオットリは、スケートボードを使い本社のトラックを必死で追いかけ、ムジャキを取り戻す。3人はアンドロイドでありながらも“友情”を深め、それぞれ本当の別れの日が来るまで、ご主人様との時間を大切に過ごすのだった……。

　決定的な別れは描かれず、ほのぼのとした日常の余韻を残しながらラストシーンを迎えた本作。ファンからは、「泣ける……。友達っていいなって思った！　心が温まるドラマだった」「先週の予告だと、ご主人様達と離れちゃうのかなって思って悲しかったけど、『孤食ロボット』らしい終わり方でとってもほっこりした！」と満足の声が多い。また、「最後まで、かわいい姿をみせてくれてありがとうございました！」「毎週癒やしをありがとう！」と感謝の言葉も多く見られた。

　そんな中、ジャニーズタレントの間でも、同ドラマが注目されていたことがうかがえるエピソードも。「ポポロ」2017年10月号（麻布台出版社）で、Sexy Zone菊池風磨が「共演したいHey!Say!JUMPメンバー」として有岡の名を挙げ、「『孤食ロボット』を見て、いろんな引き出しがあってすごいと思った！」とコメントし、有岡の演技力に敬服したようだ。

　小さなアンドロイドという難しい役どころを演じきった有岡、高木、八乙女。ただ「かわいい」だけでなく、本作品で役者として大きく成長できただろう。