視聴率もじわじわ上がって……次回が楽しみ！

　V6森田剛が出演するドラマ『ハロー張りネズミ』（TBS系）の第7話が、8月25日に放送された。放送開始以降落ち込んでいた視聴率が第5話からやや持ち直し、第6話の視聴率は6.9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同）、今回は8.1％と健闘している。

　“人情とおせっかい”をモットーに、誰も引き受けたがらないやっかいな案件に関わろうとする探偵・ハリネズミこと七瀬五郎（瑛太）と、その相棒であるグレこと木暮久作（森田）ら「あかつか探偵事務所」の面々が、さまざまな事件に挑んでいく同作。今回はあるミステリアスな女性の身辺調査をするうちに、五郎と同僚の四俵蘭子（深田恭子）の関係が急展開していくという流れだ。

　ある日、鍋パーティをしようとしていた「あかつか探偵事務所」の面々。その買い物の際に知り合った近所の八百屋の店員・星野（宇野祥平）が、ある女性について調べてほしいと調査の依頼をする。その女性は時々、閉店間際にやってきては必ずネギを1本買って帰るという。「その彼女を調べてどうしたいのか？」と蘭子が聞くと、「彼女のことをもっと知りたい。デートに誘いたい」と答える星野。美しいその女性の写真を見せられた五郎とグレが星野の願いは叶わないと確信するも、所長の風かほる（山口智子）は依頼を承諾。カップルを装って調査する方がなにかと都合がいいだろうと、この案件を五郎と蘭子に任せることにした。

　ほどなく、調査対象の女性は外資系企業でOLをしている中村七菜子（橋本マナミ）だと判明。さらに七菜子が複数の男性と交際し、デートを繰り返しては体の関係を持ち、高価なプレゼントを貢がせている、いわゆる“パパ活”女であることを突き止める。そんな七菜子に苛立ちを覚える五郎だが、一方の蘭子は、お金を持っているはずの彼女が質素な弁当でランチを済ませ、さほど高くない服で身を固めていること、ボロボロのアパートに住んでいることに疑問を感じていた。「彼女にはなにか事情があるのでは？」といぶかしがる蘭子と七菜子の暮らしぶりに批判的な目を向ける五郎は衝突し、蘭子は事務所を飛び出してしまう。七菜子の素性を知って落ち込む星野と五郎が飲み明かした夜、蘭子は七菜子のアパートを訪ねていた……。