長台詞のシーンは思わず息を呑んだ……!!

　関ジャニ∞錦戸亮主演、Hey!Say!JUMP薮宏太出演のドラマ『ウチの夫は仕事ができない』（日本テレビ系）の最終話が、9月16日に放送された。平均視聴率は8.0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同）で、前回第9話の7.3％から0.7ポイントアップと、数字を微増させてフィナーレを飾っていた。

　大手イベント会社に勤める夫・小林司（錦戸）は、上司や同僚、後輩にまで見放されるほど“仕事ができない”会社員。今作は、そんな司が妊娠中の妻・沙也加（松岡茉優）と手を取り合い奮闘する、お仕事ホームドラマだ。最終話の司は、これまでの努力が実り、上司や同僚にも認められ“仕事ができる”男になりつつも、沙也加が守ってくれている家庭の大切さもいっそう感じるようになっていた。

　沙也加の出産が近づき、2人で準備と勉強を重ね、司は立ち会い出産のために予定日に休みをとっていた。しかし、司が担当する大規模なモーターショーのプレゼンの日に、沙也加が破水。「大事なお仕事と重なっちゃった場合、仕事を優先してほしいの」と沙也加に言われていた司だったが、事情を知った上司の土方俊治（佐藤隆太）に「そういう時は（仕事を）人に振るんだよ！」と送り出され、病院へと駆けつける。

　沙也加は無事に出産したが、司はプレゼンの仕事を同僚に振ったために、モーターショーの担当を外れることになってしまう。司が仕事と家庭の板挟みになっていると感じた沙也加は、司がやりたい仕事を“我慢”しているのではないかと思い悩む。そんな中、司は「男ってつらいよ」と題した、子育て中の男性向けの講座を社内で企画し、沙也加にも来てほしいと言う。しかし講座当日、飛行機トラブルで講師が参加できなくなり、代わりに司が講義をすることに。「どうしても家族が一番に来てしまうんです」「仕事を一番に考えられない人間は、もしかしたら社会では『できない人』と呼ばれてしまうのかもしれません。だとしたら、ボクは胸を張って妻に言います。ボクは仕事ができません」と話す司に感激し、あふれ出る涙を拭う沙也加だった。