アイドル・キャスター・俳優……嵐・櫻井翔が新しい仕事に挑戦するのは、「ジャニーズだから」!

2017.10.1

 インタビューが行われた日は9月15日ということで、嵐がグループ結成18周年を迎えた当日。番組スタッフから祝われたものの、当の本人は目を丸くしており、「危ない! オレ『ZIP!』さんなかったら普通に過ぎてましたよ18周年」と、完全に忘れていたことをぶっちゃけていた。そんな調子のため、「今日はメンバーのみなさんで何かされますか?」という質問に対して、NEWS小山慶一郎とKAT-TUN亀梨和也と食事に行くと的外れな回答をし、「嵐はなにをやってるんだろうね?」と苦笑い。周囲の盛り上がりに対し、メンバーが1番落ち着いているというのが、なんとも嵐らしい。

 そんな話をしながら、櫻井は24歳で“キャスター”を目指したきっかけを語り始める。なんでも、その当時櫻井は親知らずを抜いたあと1週間ほど入院しており、テレビで夕方のニュース番組を見ていたのだとか。その際、バラエティ番組で共演したアナウンサーが“突撃取材”をしている場面を見たそうで、「こうやって現場に出て取材をしてインタビューをするって、少なくともウチの事務所には(やってる人が)いないな」と気がついたとか。それから「ああいうことやってみたいな」という気持ちが芽生えたそうで、これが櫻井の“転機”になったという。

 ジャニーズでは誰もやったことがないことに挑戦するのは「本当に怖かった」という櫻井。しかし、それでも彼をキャスターの道に進めたのは「ジャニーズだからできない」と思われたくないという、“反骨精神”のようなものがあったからなのだとか。自ら企画を提案して自ら取材に赴くことも多くなったそうで、櫻井がキャスターとして活動する際の原動力は、“ジャニーズであること”なのだろう。

 「次の仕事のための今の仕事、次の次の仕事のための今の仕事だと思っているから。結局、今頑張らないことにはボクらの仕事は何も次につながらないんですね。“未来のための今”ってことなのかな……」と、しみじみ語っていた櫻井。今後の展望を聞かれると「豊かな老後を過ごしたいと思ってます」と控えめな発言をしていたが、その表情にはまだまだ野心が隠れているようであった。

 『ZIP!』を見ていたファンからは、「新しいことをやるって相当なエネルギーがいると思うけど、弱音を吐かずに努力する翔くん、本当に尊敬できるなあ」「『未来のための今』ってすごくステキな言葉。櫻井くんが豊かな老後を送れるようにこれからも応援します(笑)」「ジャニーズだから……って辞めてしまうんじゃなくて、そこで挑戦してみる翔さんはやっぱりカッコいいな!」と、常に前向きな櫻井に感銘を受けたようだ。

 “ジャニーズ”であることを大切に思いながらも、それをバネにしてさまざまな挑戦をしている櫻井。今後も新しい顔をたくさん見せてほしいものだ。

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