ディレクターズカットだから、TV版になかったシーンも収録！

―――ジャニーズとっておきのカルチャー情報をチェック！

※この記事は「Jマニア」130号（2012年3月発売）から転載したアーカイブ記事です

　今や出演しない日はないと言っても過言ではないぐらい、バラエティ番組にひっぱりダコの中居。中居と言えば04年に同じTBS系ドラマ『砂の器』が大ヒットし、26・3％の高視聴率をマーク。天才ピアニストの苦悩をうまく表現し高い評価を受けた実績の持ち主。

　今回はさらに難しいサヴァン症候群という、特殊な能力を持った男＝アタル役に抜擢。サヴァン症候群とは、自閉症や障害を持った人たちの中で、特定の分野に限って驚くべき才能を発揮する人の症状をいい、映画『レインマン』では、かのダスティン・ホフマンが演じ話題となった。

　今回の物語では、中居が、警察も気づかなかった犯罪事件に関する微細な証拠を見つけ、観察し推理して事件解決につながる〝単語〟を次から次へと発することで進んでいくストーリー展開。単語の持つ意味は……を推理しながら観る新しいタイプのミステリーエンターテインメント。

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