遠征費は最小限に&予算は“年間”で考えよ! ジャニオタ30年選手が伝授する「オタ活とお金」

2017.11.22

 私の場合、交通手段とホテルが一緒になっている「ツアーパック」をよく利用します。最近は旅行サイトのツアーではなく、交通機関公式サイトのツアーをおさえることが多いです。ポイントなどはつかない場合がほとんどですが、確実に押さえられるのは、やっぱり交通機関の公式サイトなんですよね。ホテルも基本的には1番安いところにします。理由は簡単。ホテルにいる時間がめちゃくちゃ短い、というか寝るだけだから! とはいえ、「布団で寝たい」というギリギリの選択だけは譲れません。しかしギリギリの選択をしすぎて、この間泊まった安いホテルが明らかに“ラブホテル”を改造したビジネスホテルだったのには、ちょっと笑いましたけど……。

 とにかく、交通費と宿泊費はできるだけ削るのが遠征の鉄則! それで、浮いたお金でなにをするかと言うと、最近は“現場ついで”に観光をしがちです。「コンサートがないのにどうして旅行をしなければならないのか!」という、逆転の疑問を抱きはじめたからです。コンサートもあって、観光までできるなんてお得ですよねえ~(ポジティブシンキング)。その街の名物を、高級なお店で食べるのも楽しいです。お酒コミで1万円以上のコースを堪能する、なんて贅沢もしちゃいます。

 予算を具体的に考えたいならば、「お金を使う月」と「使わない月」の差が大きすぎるので、予算は“年間”で考えた方が絶対いいです。ちなみに私は、未来の遠征用に積み立てをしていたこともあります。今年現場があまりなさそうなら、来年のために積み立てです。

 最後に少し怖い話をすれば、ジャニオタやっててカード破産した子を知ってます。あと、友だちに借金をする子とか。そういう子はいつの間にかジャニオタを辞めていきます。でも、そんな終わり方はイヤじゃないですか。ちょっとお金がないときはできる範囲で、お金があるときは思いっきり楽しむ。結論としては、「身の丈にあったオタクライフを」ということです。その方が、オタク生活が長く続くはずです。1に自分を大事に、担当は2番目くらいにしておきましょう。「自分のために担当を愛する」のです。……なんだか説教くさくなってしまいましたが、節度を守って楽しいジャニオタライフを送りましょう!

■トモノトモエ
 “ジャニオタ歴30年”の事務所担ライター。初めて行ったコンサートは少年御三家の武道館公演。1番初めに好きになったのは少年隊。酸いも甘いも味わってきたジャニオタライフを活かし、全ジャニオタに役立つ情報を発信している。近著に『嵐のコンビ愛 まとめBOOK』『踊る! Kis-My-Ft2 with A.B.C-Z 大辞典~パーフェクトデータブック』(いずれもサイゾー)。

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