「事務所に新しい緊張感を」! ジャニーズの“レジェンド”東山紀之がJr.と共演するワケ

2017.12.3

 そんな東山は、劇中に登場する“プロデューサー役”ではなく、Jr.と同じ演者として「ステージに立ちたい」と希望したそう。舞台に向けて自らアイデアを出しており、「ヒット曲で構成したいってお願いしました。それが出来るのはマイケル・ジャクソンかジャニーさんしかいないと思っていたから。No.1ヒット曲が300曲以上あるんだって、ジャニーさんには。マイケルは『THIS IS IT』をやる前に亡くなってしまったんだけど、今、日本でそれが出来るのはジャニーさんしかいないんです」と、ジャニー社長の構成や演出にも期待を寄せている模様。

 ほかにも、同誌では「今回ジャズダンス界の第一人者ともいわれる名倉(加代子)先生にもお願いしているんだけど、プロフェッショナルな7名の先生方を揃えたんです」「みんなには世界観を広げて欲しいんですよね。いろんな考え方があっていろんな踊りがいろんな表現方法があるということを一から学び直して欲しいんです」と打ち明け、自分が登場するコーナーのセットリストも構想があると述べている。

 この「プロフェッショナルな7名」に関し、「BEST STAGE」2018年1月号(音楽と人)のインタビューでは「今回、名倉加代子さん、前田清実さん、あとボビー(吉野)さんにも振付をお願いしててね」「あと、トラヴィス(・ペイン)でしょ。屋良(朝幸)も忙しいらしいんだけど一曲頼むよって声かけてる」とジャニーズ所属の屋良を含め、そうそうたるメンバーを集めていると話していた。

 一方で、Jr.は東山の出演をどう受け止めているかというと、「STAGE navi」でMr.KINGの高橋海人は、「東山さんが構成するジャニーズ・ヒストリーを表現できることは大きな刺激になるだろうなと。1公演1公演の重みを感じつつ、大事に自分の実力を発揮していきたいです」とコメント。Princeの岸優太は話を聞いた際の印象について、「僕らの姿勢をシメにいらした!と思いました(笑)」と本音をぶっちゃけた上で、「普段、稽古をするときは髪が邪魔なので帽子をかぶっていることが多いのですが、もうかぶれません。帽子はオフ、もしくは短髪にしていきます。公開処刑に合う気分で東山さん主導のレッスンには挑みたいと思っていますが、心技体すべて学びたいです」と、稽古前からすっかり背筋が伸びている様子だった。

 前出の「STAGE navi」で語ったところによると、東山は後輩と同じ舞台に立って直接的に指導することが「ジャニーさんへの恩返し」だと捉えているよう。来年1月の舞台本番では東山と若手勢がどんなコラボレーションを見せるのか? そして、後輩たちが東山の参加によってどう成長していくのか、今後の展開が楽しみだ。

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