痛々しい太一は見たくない

　TOKIO山口達也が、東京・港区の自宅マンションで女子高生に無理やりキスしたなどとして、警視庁が強制わいせつの疑いで書類送検された件について、4月26日、メンバーの国分太一が、キャスターを務める『ビビット』（TBS系）にて謝罪した。

　国分はまず番組冒頭で「同じメンバーでもあります、山口達也が強制わいせつ容疑で、大変ご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます。そしてなにより、被害に遭われた女性に、メンバーとして謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。正直、自分の頭の中も整理がつかない状況ではありますが、山口が起こしてしまったことは絶対に許される行為ではありません。20年以上、一緒にいるメンバーがこんなことを起こしてしまった。驚き、悲しみ、悔しい思い、いろんな感情が湧き出てきます」と目に涙を浮かべ、震える声で謝罪。

　その後、共演者に事件をいつ知ったのか聞かれた国分は、事件が報じられた25日、TOKIOは全員で都内のスタジオでフジテレビの番組収録を行っていたと説明。それゆえ事件が全国に報じられたことをまったく知らずにいたといい、18時半に収録が終わり、楽屋に帰るとマネジャーの動きがおかしいなと感じたという。そして山口以外のメンバーが衣装から私服に着替えている時に「わいせつ行為があったということが報道されています」とマネジャーから報告を受けたと明かした。国分はその時の状況について「メンバー全員、頭が真っ白で、なんの話をしてるのかも、まったくわからなく……」と大きなショックを受けたようだ。

　また、2月以降や昨日の山口の様子を聞かれると、「自分はいつもの山口達也にしか見えなかったので。まさかこんなことになっているということは、うちのメンバー全員が気が付いていないような気がします」とコメント。

　山口以外のメンバーは昨日話し合いを持ったといい「今後どんなことがあっても、連帯責任だと。どんな処罰でも自分たちは受けなければいけないという話はメンバーとはしたんですけど、本人である山口達也からは、まだ話ないしはメールで連絡を取るということはない」と明かした。

　また、すぐに会見した方がいいという共演のテリー伊藤の意見を聞いた国分は、「山口達也がどうしてこういうことをしたのか、まずは本人の口から聞かないと、メンバーだけじゃなく周りにいるスタッフ、ファンのみなさま、いろんな方が納得できないと思うので、やはり僕も同じ思いで、彼が話さないといけない」と同調していた。