King&Prince平野紫耀出演の『花のち晴れ』、原作ファンからは「原作と離れすぎ」との指摘も

2018.5.31

 これまで音と晴の軽妙な掛け合いや、晴のお坊ちゃんらしい突飛な言動が魅力のひとつとなっていた本作だが、今回はコミカルな場面は一切なく、親からのプレッシャーに苦しんできた晴の心理描写や、英徳で“庶民狩り”が始まった経緯など、晴の過去が中心に描かれた。親に愛されないという深刻な悩みを抱え、それを自ら克服していこうとする晴の姿に、平野ファンは「晴の幸せな顔が早く見たい」「表情だけで感情が伝わってくる」「晴の成長が目覚ましい」「神楽木どんどんかっこよくなる」と、大きな前進を感じたもよう。

 その一方で、今回からドラマのオリジナル色が強くなったよう。もともと細かな設定は原作と異なっているが、原作のクライマックスとなっている「益荒男祭」と「サマースクール」への展開が一向に見えず、ドラマでは晴の親子関係が大きなウエイトを占めていることから、「晴らしくない」「ただただ晴が不憫」「晴と音が言い合いしているところが見たい」「原作を忠実に表現してくれ」「6話までとギャップありすぎ」と、原作コミックのファンの一部は納得がいかなかったようだ。原作は現在連載中。完結していない作品を扱う以上、終盤はオリジナル色が強くなってしまうことは避けられない。

 これまでの晴とは違う一面を見た音は、今後、晴とどのように接していくのか。果たして晴の恋は叶うのだろうか。原作とは切り離して、先が読めないドキドキ感を楽しみたい。

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