遅々として進まない物語が一気に動いた『ブラックペアン』最終回、18.6%の好記録で続編を望む人も!

2018.6.25

二宮和也

“渡海ロス”のみなさん、お元気ですか……?

 嵐・二宮和也が主演を務めるドラマ『ブラックペアン』(TBS系)最終回が6月24日に放送された。本作は、二宮が演じる手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎が陰謀と利権が複雑に絡みあう大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かう医療ドラマである。

 心臓疾患に侵された東城大医学部付属病院の教授・佐伯清剛(内野聖陽)に対し、手術支援ロボット「カエサル」での緊急手術を行った渡海だったが、実はまだ完治させたわけではなく、再手術をしなければ危険な状態だった。渡海は再手術をする条件に、ずっと探していた「飯沼達次」の居所を佐伯から聞き出そうとするが、佐伯は「それだけは言えない」と頑なに拒否。3日後に迫った日本外科学会の理事長選に出席するため、渡海に主治医として同行することを命じる。

 一方、佐伯の指示で、東城大の特別室に極秘入院中の飯沼達次の容態が急変。担当看護師の花房美和(葵わかな)が特別室へ駆け込むところを見かけた高階権太(小泉孝太郎)と治験コーディネーター木下香織(加藤綾子)は、飯沼の存在を知る。そして、渡海もまたその場に姿を現し、飯沼の体内にペアンが置き忘れられた医療過誤の件を本人に問う。そこで飯沼から、執刀医が渡海の実父ではなく佐伯だったという言質を引き出す。

 その瞬間、再び飯沼が発作を起こし、渡海は高階とともに飯沼の体内にあるペアンを取り出す手術を行うことに。そして、いよいよペアンを摘出する瞬間、手術室に現れたのは佐伯だった。佐伯はそのペアンを外すなと言うが、その真意は渡海の想像とはまったく違ったものだった……。

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