10月7日に始まった『世界体操選手権東京2011』（フジテレビ系）では、番組を盛り上げるナビゲーターを嵐・相葉雅紀が務めています。12日の男子団体決勝でも相葉節が炸裂。内村航平選手の「ゆか」のVTRを見て、遠藤玲子アナウンサー相手に、「さすがとしか言いようがない。すごくないですか？　オーラが。足開いてないですもん」と興奮気味。日本は金メダル獲得なら33年ぶりとあって、相葉も「一回も失敗できないですよ。いやー、シビれる」と緊張の面持ち。

この日は、同局系の新ドラマ『謎解きはディナーのあとで』に出演する櫻井翔と北川景子も特別応援席で観戦。櫻井は「（選手たちが）『VS嵐』（フジテレビ系）に来てくれたんですけど、緊張感が違いますね。客席からは離れているんですが、伝わってきます」と、まるで『NEWS ZERO』でのコメントのような真面目さ。対して相葉が「どうも翔ちゃん、嵐の相葉雅紀です」と陽気に呼びかけると、櫻井は「存じ上げております。モニターであなたの顔を見ているんですけど、選手よりはるかに緊張しているのは何ででしょう」と返していました。試合中にもかかわらずモニターで相葉チェックをしているなんて、よっぽど相葉の仕事ぶりが気になるんですね。メンバー愛が伝わります。

そして、試合も終わりに近づき、1位中国に僅差の2位につけていた日本チーム。最後の種目は日本勢が得意な鉄棒とあって、またまた興奮する相葉。「いざ勝負！」という相葉のガッツポーズもむなしく、日本は2位に終わりました。相葉は「金メダルが見えていた分、悔しいです」、櫻井は「鉄棒で選手たちがミスをしてしまいましたけど、そこからもう一度挑戦する姿、その表情がとてもかっこよかったですね。前を向く力強さを感じました」と、これまたキャスターのよう。最後に、相葉は「僕らの何倍も悔しいはずなんですよ、選手は。いや、本当に感動がいっぱいありました」とまとめていました。

冷静で的確なコメントができる櫻井が登場したことで浮き彫りになった相葉のコメントの心もとなさ。とはいえ、こういった仕事の経験はまだ浅いので、今後は相葉の良さを残しつつ、こなれたコメントも期待していきたいです。