中居正広がこだわるMCと石橋貴明

2011.11.14

今年の『紅白歌合戦』は、嵐が昨年に引き続き司会に決定しました。総合司会では、有働由美子アナが朝から「よがり声」や「脇汗」など“ぶっちゃけキャラ”による奮闘空しく「落選」したことが話題になりましたが、もう一人「落選」にがっかりしている人がいるかもしれません。

ジャニーズファンならすぐにピンと来ると思いますが、それは中居正広です。

すでに1月15日放送の『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)では、「(司会じゃないと出番までは)控え室にいるでしょ、ずっと。お客さんの前とか立ってないから、ヴォルテージみたいのが下がりっぱなしなんですよ」と、はやくも奪還宣言と思われるコメントを発していました。

3月に起こった東日本大震災では、億単位の寄付をしたといわれ、しかも5回も現地入り。本人の意図や自覚に関わらず、『紅白』に向けてプラスポイントといわれました。

7月にはTBS系で放送された8時間生番組の『音楽の日』、さらにフジテレビの『27時間テレビ』でMCをつとめ、長時間生番組を仕切れるという実績作りもしました。

しかし、「国民的スター」としての実績作りを行ってきた嵐にはかなわなかったようです。

当たり役はあっても、連続ドラマには見向きもしなかったのは、地上波のドラマが数字をとりにくくなっているという理由もありますが、MCに全力投球したいという方針によるものでしょう。

そんな中居が、11月12日放送の『中居正広のSome girl’ SMAP』で、「なぜ自分がMCの仕事をしているのか」の理由をフッとほのめかしました。

この番組、何となく雑談をしているようでいて、実は核心を突いたトークが売り物です。この日は私淑する石橋貴明と「遊んだ」ことを告白しました。

「石橋さんとは先日会いましたね。(石橋さんの)40代最後の日に、なんか、遊ぼうぜって言って。いつ、あいてんだって。あ、×日開いてますよって。その日がたまたま40代最後の日だったんで。マージャンなんですけど(笑)。マージャンやろうかって。

で、12時ぐらいになって、帰り夜中よ。帰ろうっつって。そしたら、タカさん、飲んでいこうかって。それから、石橋君と、もう一人友達と3人で。久しぶりだったから。『うたばん』終わってちょうど1年だったから。『結婚しねえのかよ、この野郎』みたいな話しをずっとしてて。結構ちゃんとしたアドバイスをくれたりするのよ。『女の子できたらすぐ結婚しちゃえ』とか。久しぶりに。いないからね、そういうプライベートな話をする人って。ぼく、ホント、少ないんですよ」

そして、話は自分が40歳間近であることへ……、そのときです。

「40歳パーティー、オレ? やらない! 誰がやってくれるの。俺他人に仕切られるのいやだから(笑)。安心できないから。だったら自分で仕切ったほうがいいもの」

中居がMCの仕事をするのは、仕切られると「安心できないから」ということでしょうか。

彼はメタボにしては意外ですが、潔癖症でも知られています。それが番組に対する考え方にも現れているのでしょうか。用心深く、小心にして細心な性格なのかもしれません。

そんな中居が私淑するのが、テレビではともすれば傲岸不遜なイメージを受ける石橋貴明というのは意外です。石橋の見かけも、中居の「用心深く、小心にして細心な性格」と通じるところがあるのかもしれません。

『Jマニア126』特集では、中居正広が20年前のデビュー時から他の5人のメンバーとは異なるキャラクターだったことが解説されています。

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