ジャニーズ情報専門月刊誌「Jマニア」(鹿砦社)が、8月10日発売の135号をもって休刊することになりました。ジャニーズタレントのウラネタや私服姿のプライベートショット、入所したてのJr.の写真など、ほかのアイドル誌には絶対に掲載できないマニアックな情報を発信し続けていた唯一の紙媒体であり、惜しむ声が多数ありますが、今後は、サイト「ジャニーズ研究会」で情報を発信していくとのことです。
最終号を飾る巻頭グラビアの1つに、「特別企画 次のデビューJr.を考える」という記事が掲載されていました。記事によれば、ジャニーズのデビューには1つの法則があるとのこと。それは、連続ドラマへのレギュラー出演なのだそうです。その法則にのっとって考えると、次にデビューするJr.は、森本慎太郎と田中樹が有力候補なのだそう。森本は4月期に『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演、7月期には『GTO』(フジテレビ系)に出演中。田中は同じく『私立バカレア高校』出演し、7月期は『スプラウト』(日本テレビ系)に出演しています。2人とも2期にわたってレギュラー出演を果たし、注目度が高まっていることは確か。果たして“その日”はいつやってくるのか、楽しみですね。誌面には、ふたりのプライベートショットも掲載されています。
特集は、「ジャニーズのバンドカルチャー」。ジャニーズ事務所創成期から底流として常に流れていたバンドカルチャーについて解説しています。そもそもは、ジャニー喜多川社長自らが上智大学在学中の1955年にバンドを組んでいたことに始まることをご存知でしたか。その後、65年には最初のジャニーズJr.となる「嶺のぼるとジャニーズ・ジュニア」というバックバンドが結成され、その精神は、野村義男、男闘呼組、TOKIOへと受け継がれていきます。
TOKIOは、89年に城島茂と山口達也が組んだ「城島茂バンド」がはじまり。その後、城島、国分太一、松岡昌宏、のちに脱退する小島啓によって「ダンスTOKIO」が結成され、城島がジャニー氏に直談判して山口が加入。その後、長瀬智也が加わって現在の構成になりました。また、関ジャニ∞もバンドを母体とし、紆余曲折があって現在に至ります。その歴史を知ると、ふだんバラエティー番組で見ているおちゃらけた関ジャニ∞とはまた違った一面をのぞくことができて、とても興味深いです。ぜひチェックを。
特別企画には、デビュー8周年を記念した「関ジャニ∞の足跡」第2弾が掲載されています。またグラビアページにも映画『エイトレンジャー』公開に絡めた『関ジャニ∞ エイトレンジャー』という特集を組んでいます。関ジャニ∞の“お祭り”をもっと楽しむためにマニアな情報が満載ですよ。付録は『嵐のワクワク学校2012』シールです。ジャニーズオタクカルチャーを牽引してきた雑誌「Jマニア」、ありがとう、さようなら!
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