8月7日放送の『火曜曲!』(TBS系)に新曲を引っさげV6が登場。デビュー当時を振り返る本音トークで盛り上がりました。
冒頭、SMAPとの上下関係の話に。V6はグループ的にはSMAPの後輩ですが、今年40歳の長野博は中居正広と同い年で、しかも長野の方が先に事務所に入っています。また坂本昌行も今年41歳なので年齢的には中居より先輩。中居、坂本、長野は微妙な立ち位置なんです。そんなわけで3人はお互い呼び捨てなのだそうですが、ずっとSMAPのバックで踊ってきた井ノ原快彦からすれば、同じグループの2人が中居のことを呼び捨てにすると、つい焦ってしまうのだとか。逆に年上の坂本を呼び捨てにしていることを指摘されると、中居は、「じゃあ昌行兄さんって呼ぼうか!」と言って笑いを取っていました。
続いて初期のCDジャケットの話に。1995年のデビューシングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」のジャケット写真ではトニセンの3人(坂本、長野、井ノ原)が下に小さく、カミセンの3人(森田剛、三宅健、岡田准一)は上に大きく写っており、これについて「みんな同じ大きさで写ると思っていた」と井ノ原。そしてセカンドシングル「MADE IN JAPAN」でトニセンの扱いはさらにひどくなり、かなり遠方に小さく写るのみ。しかも、ジャニー喜多川の提案だったとはいえ、8thシングルまでカップリングがカミセンだけだったことについて中居が「それ言わないの? “6人でやっていくんだから、3人では無理だ!”みたいなこと」と尋ねると、森田は「メインを6人で歌ってるんで、僕はまぁ……」と言い、それにかぶせるように三宅も「まぁいいんじゃないかなみたいな」とまるで人ごと。江角マキコが当時のトニセンのモチベーションについて尋ねると、「ここらへんまで来たら、まぁ“写ってるからいいか”ってなってきますよね」と井ノ原。これに長野も坂本も頷いていましたが、切なすぎます。
また、「最初の何年かはずっと怒られていた」という岡田の発言通り、合宿所にいた頃は坂本がカミセンの部屋へ説教しに来ていたそうで、「相当うざかったと思いますよ」と坂本。当時バレーボールのイメージソングを歌っていたV6は、自分たちもバレーボールを練習しており、毎日のようにコーチにしごかれていたのだとか。しかし学生時代バレー部だった坂本はゆるい雰囲気が許せず、「カミセンの部屋行って何の説教してたかっていうと、バレーボールの説教してたんです。“声出してけ!”みたいなことを延々やってた」と井ノ原が証言。酒が入った坂本は何度も同じことを言っていたそうで、三宅いわく「僕たちの中では“坂本に捕まると長い時間拘束される”、“何? またちょっと(酒)引っ掛けてんな”みたいな感じ」と、かなり面倒くさがられていた様子。この坂本の面倒くささを中居は「繰り返しじいさん」「上司」などと例え、江角が「晩酌したら言いたくなるんですか?」と坂本に尋ねると、すかさず「お酒が背中を押してくれるんだよね!」と中居。デビュー当時、すでに24歳だった坂本はストレスが溜まって酒の量が増えてしまい、「合宿所の食卓のところにビールの缶がすっげー並んでて、『ジャニーズの合宿所でビールの缶が転がってるなんてどういうことだ!』って、上からも下からも言われてたんですよ」と井ノ原。江角が「辛かったですね」と同情すると、「いや、楽しかったですよ」と坂本は強がっていました。
当時は「坂本くんが一番怖かった」と岡田。「見た目が怖かったですよ。セカンドバッグ持って、リーゼントだったし」と話すと同席していたAKB48もドン引き。中居も一緒になって「えー?」と言っていると坂本が、「えーって、アンタもでしょ!?」。中居は思い出したかのように、「オレ、パンチパーマだった!」と冗談を言っていましたが、アイドルなのにセカンドバッグにリーゼントって、昔のこととはいえ、やっぱりちょっと引きますよね。
また、「結構(ジャニー)社長は坂本くんに言えなかったりするんですよね」と語り始めたのは長野。SMAPのシングル「雪が降ってきた」の間奏でバスケットボールをする振り付けがあり、坂本はジャニー社長から、「バスケットボールをやるから来てくれ」と呼ばれて行ったそう。けれどもそこで振り付けも始まってしまい、坂本は「いやいや、バスケやりに来たんだぞ。オレ踊るなら帰るわ!」と言って本当に帰ってしまったそう。これを聞いていた中居は「踊るなら帰る? 逆ならいいけどね。『何でバスケなんだよ。踊りに来たのに!』」とごもっともな意見。完全に悪者になってしまった坂本ですが、これには理由があるそう。「そのとき時天狗だったのかプライドが高かったのかわかんないですけど、年下のバックにはつきたくないっていうのがあって」。ジャニー社長からは「YOUバスケ得意だから、バスケだけおいでよ」と言われて行ったのに、行ってみたら「YOU踊っちゃいなよ」と言われ、「話が違うよ! 僕はバスケをやりに来たんだ」と抗議したのだそう。若気の至りというやつでしょうか?
そして、「これいっつもオンエアされないけど」と前置きした上で、「イノッチがミュージカルで暴れた」という「井ノ原バラバラ事件」について中居が話し始めます。中居が、TOKIOの初ミュージカルの千秋楽に行った時、カーテンコールが始まると、ステージ上から人が出てきて、“ウワーッ!!”と言いながら走り回ったそう。その後楽屋でTOKIOに「大丈夫だったか?」と話しかけたところ、なんとそこで井ノ原が正座。もはや伝説となってしまったこの事件について、井ノ原が真相を明らかにしました。
TOKIOの松岡昌宏が冗談で「中居くんもやるし、東山(紀之)くんもやるし、みんなやったよ? ジャニーズのそうそうたるメンバーみんなやったよ?」と言ったのを真に受けた井ノ原は奇声を発しながら本当に走り回ってしまったそうで、結局警備員に捕まったそう。「それから何カ月かは仕事もなく……」と干されてしまった井ノ原は、「あいつはおかしい。あいつをバックにつけるとまた何しでかすかわからない」と言われ続けたのだとか。でも「東山くんは、『じゃあお前らは、やれって言われてできるのか!?』ってみんなに説教してくれたんですよ」と井ノ原。しかしこれについて中居は「『やれって言ってお前ら出れるか? 出れるもんじゃないだろ? だから井ノ原に(拍手)』っておかしくない!? それヒガシくんおかしいよね(笑)??」と、東山のポジティブすぎる発言にツッコミを入れて笑いを取っていました。
V6は今年で活動17年目。記念すべき40枚目としてリリースされたシングル「kEEP oN.」は、なんと製作期間約5カ月。“踊り続けていいんだよ”と、自分たちを鼓舞するような曲に仕上がったそう。是非これからも踊り続け、走り続けて、いろんな伝説を作ってもらいたいですね。
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れち より 2012年10月3日 7:46 PM
やっぱりなにしてもイノッチはいいなぁ笶、
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