9月8日放送の『MUSIC FAIR』（フジテレビ系）には、タッキー＆翼とA.B.C-Zがゲスト出演。トークコーナーでは、谷村新司や石井竜也ら大御所を含む、総勢10組のゲストと共に「自分に“○○禁止令”を出すとしたら？」というテーマについて語りました。

まず、滝沢秀明が自分に課したいのは、「休みの日に昼過ぎまで寝ちゃうの禁止令」。寝る以外何もしないで休日が終わるため、「最近、休んだ記憶がなくて」と滝沢。寝て起きてまた仕事という生活をもったいなく感じているそうです。が、年長者たちからは「だんだん寝れなくなってくるから今のうちに寝といた方がいいよ」（谷村）、「朝の4時ぐらいに1回起きるんだよ」（石井）、「笑ってるけどホントにそうなるんだよ」（MCの恵俊彰）などと諭され、滝沢は手を叩いて爆笑していました。

また今井翼は「明け方の日本酒禁止令」と、この日もワイルドさ全開。今井はよく後輩と一緒に飲むそうですが、外で飲んだ後、自宅でさらに日本酒で仕切り直すことから「後輩にビックリされるんですよね」と話します。今井は「マッチ（近藤真彦）さんだったり、東山（紀之）さんにお酒教えてもらって」と酒豪たるルーツを明かし、「やっぱりみなさんザルなんで」と先輩の豪快な飲みっぷりについて語り始めました。なんと、近藤の言う「一杯行くぞ」は「一本」の意味だそうで、最終的には今井が先に酔っ払い、自宅まで送ってもらうのだとか。新旧のミスターワイルドが肩を並べて飲み耽る光景は、なんともディープで近寄り難いでしょうね。

そしてゲストをドン引きさせたのが、A.B.C-Zの戸塚祥太でした。数々の奇行伝説を持つ戸塚は、自分に「金縛り禁止令」を発令。「一年のうち300日ぐらいは（金縛りに）かかってる」と戸塚が話すと、石井は「それ金縛りじゃなくて、ビョーキなんじゃないの？」とごもっともなツッコミ。ひどい時には幻覚も見るそうで、しかも触覚も伴い「1回ヌルッとお尻を触られたこともありまして」と話します。戸塚はそれを、オカマバーからの帰り際に股間を触られた経験がフラッシュバックしたのではないか？　と推測。

また大阪のホテルで寝ていた時には、鍵を閉めたはずの部屋の中へ足音が近付いてきて自分の前で止まり、包帯をグルグル巻きにしたミイラ男が「“サトル～”って言ってラリアット（プロレスの技）してきたんですよ。僕、戸塚祥太なんで、“サトルじゃねーよ！”って言ったらニヤッと笑ったんですよ」。この話の途中、今井はこらえきれずに何度も噴き出していましたが、スタジオは妙な空気。が、石井がわざと「サトルくんねぇ、それはねぇ」と戸塚に話しかけると、滝沢が立ち上がって「しょーたしょーた！」とツッコんでスタジオを盛り上げ、事なきを得ていました。

この日、タッキー＆翼はNEWアルバム『TEN』から「小悪魔ジュリエット」を披露。A.B.C-Zのステージは、次週へ持ち越しになりました。まだまだ露出の少ないA.B.C-Zですが、戸塚の金縛りトークは、良い意味でも悪い意味でも番組最大のインパクト。少なからず知名度UPにつながっているとよいのですが……。