<ジャニーズ ぶっちゃけ発言>
――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?
■今日の発言者
亀梨和也(KAT-TUN)
「亀梨和也というものをすべて封印したいな」
毎週土曜日の朝に放送されている報道番組『ウェークアップ!ぷらす』(読売テレビ)。特集“POWER+(プラス)”に、ジャニーズとしては初めてKAT-TUN亀梨和也が登場した。“POWER+”は、読売テレビのアナウンサー虎谷温子によるインタビュー形式で進められた。
亀梨といえば、現在公開中の『映画 妖怪人間ベム』に主演している。この映画は、人間に憧れる3人の妖怪が人間になる日を願いながら悪と戦う物語で、亀梨は俳優としてだけでなく、1カ月半に及ぶ宣伝活動にも積極的に臨んだ。全国行脚で合計300社の取材に応じた彼の評価はすこぶる高い。
1968年のアニメ版放送から40年あまり、昨年オンエアされた実写テレビ版で主演に抜擢された亀梨、そして今回の映画版へと順風満帆の道をたどってきたように思えるが、このインタビューの中で彼から意外な言葉が発せられた。
「テレビドラマがスタートするにあたって、僕がベムを演じることやビジュアルを公開しても、妖怪人間ベムというキャラクターと亀梨和也がイコールになってないということで、いいリアクションはなかったし、原作アニメと違うという意見も多かった」
と神妙に語った。だから、ベムを演じるにあたり、これまでとは異なる覚悟を決めたという。
「根本的にまず亀梨和也というものをすべて封印したいなというところから始まって、動き方とか話し方の部分は、完全にベムというもので作り込もうと……ここまで抑え込んだというのは意識的にも初めて」
このような意識で難役に挑むことができたのには、ジョニー・デップと食事の機会があったからだとか。それまでは、日常的な作品にあこがれていた亀梨だったが、いろんなキャラクターを演じるジョニーと話してから、ベムのようなキャラクターを演じることにも興味がわき、そのタイミングでオファーがきたという。彼にとっては「演じる」ということに本格的に取り組んだ、記念すべきキャラクターになったようだ。
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