写真は松村北斗

＜アイドル誌チェック!!＞

「ポポロ」2月号（麻布台出版社）、まずKis-My-Ft2の座談会からみてみましょう。メンバーみんなで2012年を振り返り、「がんばったKING」を決めるというテーマで話が進む中、藤ヶ谷太輔とSMAP木村拓哉が共演したドラマ『PRICELESS～あるわけねぇだろ、んなもん！～』（フジテレビ系）についてこんな会話が展開されていました。

千賀健永「（藤ヶ谷は）木村さんとメールしてるのが、マジでうらやましい！」
北山宏光「そうだね」
（略）
横尾渉「木村さんから服もいっぱいもらったし」
北山「藤ヶ谷の服から木村さんの香りがするかもよ」
藤ヶ谷「それ、マジだよ」
宮田俊哉「ええっ、マジで？」
藤ヶ谷「なんか、服から、いい匂いがするよ」
（略）
藤ヶ谷「木村さんに“服をください”って言った勇気は自分でほめてあげたい（笑）」

なんと、藤ヶ谷は木村とメールを交わすだけでなく、服をもらう仲にまで発展していたんですね。さらに、欄外の「近況コラム」でも藤ヶ谷は「この間、木村さんと話していたら、ごく自然に“太輔さ～”と呼ばれてうれしかった」と語っていました。呼び捨てにされただけでうれしかったなんて、まるで恋をしているみたいですね。それほど木村は魅力的ということなのでしょう。ドラマは終わってしまいましたが、今後もいい先輩後輩関係が続きますように。

「ジャニーズJr.ブレイク大賞2013」という特集では、2013年にさらなる活躍が期待されるJr.が大集合。松村北斗は、「冬の恋の方程式をどうぞ！」という質問に、「冬の夜の公園－さよなら＝A」という謎の回答をしていました。松村いわく、「意味は、夜になると別れの時間が近づくじゃん？　でも、好きだからもっといっしょにいたいっていう気持ちが高ぶって、ふたりが抱き合う（Aの形になる）を表現したんだよ」とのこと。萩谷慧悟は、「心＋マフラー＝萩谷の右隣」。長～いマフラーをいっしょに巻いて、恋人の“心”までつなぎとめたい、という意味だとか。ジェシーは、「手をつなぐ＋シャンプーの香り＝突然のキス」。「手をつないで歩いているときに、シャンプーの香りがふわっときたりして、女のコが振り向いた瞬間、俺の顔がもう目の前にあって、そこでキス！」とのこと。……質問自体が難しいので3人とも回答がなんだかよくわかりませんが、妄想力がたくましいことはよくわかりました。そのほか、田中樹、森本慎太郎、Sexy Boyzが掲載されており、女の子についてや冬休みについて語っています。

後半部に、「魂（コン）の掟AtoZ大辞典」というちょっと変わった企画ページがあります。ジャニーズのコンサートのお約束を辞典形式で解説するというもの。たとえば、「A」の項では、「あおり文句」とあり、嵐・櫻井翔の「調子はどうだ～い！」や嵐・松本潤の「幸せにしてやるぜ～！」、KAT-TUN田中聖の「お前ら声出さねぇなら、命はねーからな！」を紹介。「N」の項の「乗り物」という項目では、「テゴマスは『ミソスープ』を歌いながら味噌汁のお椀に乗って登場したり、タッキーは暴走族の格好でポケットバイクを走らせたり。他にもゴンドラやオープンカー、気球、果ては生きた馬など、ありとあらゆる乗り物で登場」と解説しています。たった4ページの企画なので掘り下げ方が深いとは言えないのですが、担当ではないグループのコンサート事情がコンパクトにわかって、なかなか興味深い内容でした。ジャニーズのどのグループも、ファンを楽しませるため工夫を凝らしていることがよくわかりますよ。