3月13日放送の『ザ少年倶楽部』（NHK BSプレミアム）は、Hey!Say!JUMPが歌う「百花繚乱」からスタート。桜の季節も近いこの日のテーマは「桜」でした。トークコーナーには俳句で賞を取ったこともあるSexy Zoneの佐藤勝利が登場し、桜にまつわる一句を披露。「新入生 祝う門出に 桜咲け」。きれいにまとめた佐藤ですが、これを詠む前に「はるこ……」とナゾの女性の名前をつぶやき、JUMPメンバーから「“はるこ”って誰!?」と猛ツッコミを受ける場面も。佐藤は必死で「『春来いと』って……クセですクセです！」と釈明。どうやら間違えて「Lady ダイヤモンド」の自分のセリフ「春来いと　木の影の想い　ますますと」が出てしまった模様。佐藤は焦りまくって顔面汗ダクでした。

ジャニーズたちの絵心をチェックする「お絵かきFIGHT！」にはSexy Zone菊池風磨、A.B.C-Z塚田僚一、松村北斗、京本大我が登場。絵が抜群にうまい八乙女光の評価で勝者を決定します。この日のお題は「キリン」。お手本となる八乙女の絵は、キリンの特徴をしっかりととらえつつ、かわいらしく描かれており、かなりの完成度。しかしなんと山田涼介の証言によれば「このクオリティだけど、打ち合わせしながら描いてました」。松村も京本も呆気にとられていましたが、さて八乙女画伯の御眼鏡に敵う人はいるのでしょうか。

トップバッターの菊池がホワイトボードを客席に向けると笑い声が。それもそのはず、キリンはなぜか5本脚。加えて脚と同じ形のシッポらしきものがついています。体には「牛」にも活用できそうな白黒の○がちりばめられており、「きりん」とする判断材料は首の長さしかありません。「芸術的だなと思ったのが脚の遠近法」と自己評価は高い菊池。「美術の先生に『オレ絵ヘタなんですけどどうしたらいいですか？』って相談したら、『お前には遠近法が足りない』って言われたんで」と慶応ボーイらしく学習意欲は高そうですが、脚が5本もあっては元も子もありません。

また塚田が描いたのは、頭からカタツムリのように目が伸び、細い舌が口からピロッと出ているナゾの生物。松村の描いたキリンもほとんどが○（まる）で構成された昆虫風で、京本の作品は目つきの鋭い恐竜風。八乙女は比較的かわいらしい絵を描いた松村を選びましたが、苦渋の決断だったに違いありません。

「月刊気になるJ！」のコーナーには山下智久が登場し、黄色い歓声に包まれます。プロフィール紹介では好きな食べ物として「博多ラーメン」を挙げます。細麺派だそうですが、替え玉にゴハンまで食べるというからなかなかの大食漢です。一方、嫌いな食べ物は「ショートケーキ」。山下はショートケーキの、「『あたしかわいいでしょ？』って感じがムカつく」らしいのです。てことは、女子の「ブリっ子キャラ」も嫌いかも？

また最近ハマっていることは「仕事」。「映画見てもカラオケ行っても音楽聞いてても、すべて“仕事”につなげてしまう」そう。するとこのコーナーの進行役・A.B.C-Z河合郁人が「あ～それ僕も一緒です！　よかった～山下くんと一緒のところがあって。顔は全然違うんですけど」と話題を自分にすり替え勝手に自己憐憫。山下は話の腰を折られたのに「何でそうやって自分をこうやってやる（踏みつける）んですか？　河合くんのファンは悲しむよ？　『郁人ステキー！』って思ってる人、いっぱいいるんだから！」と紳士的になぐさめます。すると会場から歓声が。その声で河合は自信を取り戻していました。

また山下の座右の銘は、「自分を信じる」。「自信を持ってひとつひとつの仕事に取り組んでいきたい」と語ります。山下と違い「リハ中もふざけてしまう」という河合が山下のマジメさを見習いたいと言うと、山下は再び「それはそれでいいじゃんすごく。オレは変にマジメになりすぎちゃうから。そこに“河合郁人のエッセンス”みたいなのはちょっとほしいよ」と紳士的発言。河合は「ホントですか？　全然分けますよ？」と頭をかきながら照れ笑い。年齢的には2つ違いの彼らですが、経験の差か、山下の方が数倍オトナですね。

この日の「ジュニアにQ」は、「○○から卒業！」がテーマ。松村北斗は「優柔不断」、ジェシーは「妹とのプロレス」、岩橋玄樹は「無駄遣い」と答えます。そして羽生田挙武が卒業したいことは「お風呂」。今年すでに4度も温泉に行ったという風呂好きセレブ・羽生田ですが、風呂に入ると眠くなってしまい、やりたいことをやらずに寝てしまうのだとか。羽生田は「それでまた憂鬱な朝を迎える。お風呂と決着をつけたい！」と意気込みます。「先にやることをやってから風呂に入る」という方法もわかってはいるようですが、なんと羽生田は「すぐ体きれいにしたい。汚い状態で部屋にも入りたくない！」。この発言を「潔癖」と取るべきか、「育ちの良さ」と取るべきか迷うところです。

また神宮寺勇太は「ねんね！」と回答。神宮寺は赤ちゃんの時に使っていたタオルケットを今でも使っているそうで、「それがないと落ち着かない」のだとか。神宮寺流・タオルケットとのまぐわい方は、鼻までタオルケットをかけ、「角をクチョクチョクチョクチョいじるのが好き」。この卑猥にも聞こえる発言に、山田と八乙女は「えーーーーー!!」とドン引き。全国ツアーへ行く時などはバスタオルで我慢しているそうですが、ホテルの部屋で1人バスタオルと睦み合う神宮寺なんて想像したくないですね。

特定のものに触れることで精神を安定させるという「ブランケット症候群」。神宮寺のタオルケット依存はまさにこれに当てはまるわけですが、潔癖だろうとブランケット症候群だろうと、ファンはいつでも彼らの味方……ですよね！