3月23日放送の『キスマイBUSAIKU!?』（フジテレビ系）第5弾。メンバーそれぞれが自己プロデュースで「自身のかっこいい瞬間」を撮影し、20～30代の女性100名がランク付けをする「キスマイBUSAIKU!?　ランキング」では、今回「彼女の料理がマズかった時のひと言」をはじめ3つのシチュエーションに挑戦。注目はこれまでの放送で4度も最下位（つまり最も言動がブサイク）を獲得した二階堂高嗣。果たして今回は何位にランクインするのでしょうか！

まずは「彼女の料理がマズかった時のひと言」ランキング、第3位の発表です。ここで安定の玉森裕太がランクイン。「豆腐とつくねのハンバーグ」を「いただきます！」とちゃんと手を合わせてから食べ始め、「おいしいけど、ちょっと想像してたのと違う感じ」「ちょっと薄い感じがする。豆腐だからかな？」「でも全然嫌いな味じゃないよ」と相手を気遣う発言を続け、評価した女性陣からも「こんな人と結婚したい」との高評価。優しさを見せつけました。

そして第2位は藤ヶ谷太輔。「白身魚の和風あんかけ」が出されると、「すごい！　ザ・和食じゃない？」とまずは見た目を褒めます。彼女と視線を絡ませながら色っぽく魚を口に運ぶセクシー藤ヶ谷は、「オレさぁ、全然料理わかんないんだけど、オレだったらもうちょっと濃いのが好きかな」と、「料理がわからない」ベースに好みを主張。これだけだと冷たくも感じるのですが、「ごめんね、落ち込んだらごめんね」としっかりフォローも入れ、「じゃあじゃあ、今度一緒に料理作ってみようよ！」とイベントを提案。女性陣からは「思いやり満点」との評価。さすがです。

そして堂々の第1位は北山宏光。彼女が作ってくれた「豆乳のスープパスタ」を見た北山は、「えースゴイじゃん！　お店のヤツみたい！」と感動してみせます。北山は「いただくぜ」と小声で言ってからひと口食べ、「オレもうちょっと味付け濃い方が好きかも」とストレートに意見。しかしその後は「でもいいね、おいしいよこれ！」「作ってくれたらさ、おいしいに決まってんじゃん！」と満面の笑みで彼女の頭をわしゃわしゃ。このラブラブ度に女性陣は「やる気スイッチオン！」。次はもっと褒められたいと気合いが入りますね。

続く第4位は横尾渉。横尾はひとしきり「醤油麹の豚角煮」を眺めると「じゃあ、早速いただいちゃいます！」となぜかグルメリポーター的ノリ。女性からは「早速うぜぇ」「口元がムカつく」との批判が相次ぎ、しかも真顔で放った感想が「味見した？」。これだけでもかなり腹が立ちますが、「『味濃い』ってちょっと思った」「少しだけだよ、少しだけ！」とジェスチャー付きでムダなキメ顔。横尾のうるさい挙動は女性たちを完全にイラつかせました。

また5位は宮田俊哉。料理は宮田自身がリクエストした「チャプチェ丼」でしたが、ひと口食べると納得いかない表情でキョロキョロ。その後「これチャプチェ丼？」と料理そのものを否定。それなのにいきなり猛烈に丼をかき込み出し、宮田の口内は飽和状態。それどころか入りきらないチャプチェが口からピラピラ出てるわムセるわで「食い方汚い」「ここまでしてほしくない」と女性陣もドン引き。しかも完食後に放ったセリフが、「愛情丼、おかわり！」。いや、ですからこれはチャプチェ丼なんで。こんな男には2度と料理したくないですね。

そして6位に二階堂。料理は「レンコンと厚揚げの麻婆」。これも宮田同様、二階堂自身のリクエストです。しかしひと口食べて困惑した二階堂は「おもしろい味だね」「いやオレが食べてた麻婆と、ちょっと違うから」。そもそもレンコンの麻婆なんて、食べたことがある方が珍しいと思うんですが……。批判された彼女役の女性が「ごめんね」と謝ると、ちょっとニヤけながら彼女の頭を撫で出した二階堂。これだけでも気持ち悪いのに、二階堂は食事中にもかかわらず立ち上がって彼女の前へ。「今度は、2人で一緒に作ろう」と言ったかと思うと、額にまさかのキス！　なぜ今!?　全視聴者が震撼した瞬間でした。

が、そんな二階堂よりも順位が下なのは千賀健永。出されたのは「ロールキャベツのチーズ焼き」。これも千賀提案のメニューです。千賀はひと口食べてうっすら笑い、「なんか、……え？　みたいな（笑）」。さらに「なんか、微妙……。アハハハ！」と高笑い。彼女を完全に馬鹿にしています。そうかと思えば次の瞬間には真顔になって「でもでも、うれしい」と彼女の手を握り、「来週のこの日も、このロールキャベツね！」とリクエスト。え、さっき「微妙」って言いましたよね？　女性陣からも「作るわけねぇだろ！」とマジ切れコメント。感謝の意がまったく感じられないあたりに敗因がありそうです。

また「元カノとヨリを戻す素敵なメール」ランキングは、1位から藤ヶ谷、横尾、玉森、北山、千賀、宮田と来て、最下位はやっぱり二階堂。「自分から振った」という設定のため、まずメールしたこと自体を詫び、別れを後悔していることを低姿勢でつづる上位メンバーの一方で、下位メンバーは終始上から目線。千賀は「元気？」「何してる？」「やり直さない？」などとチャラく、宮田も「久しぶり!!　元気してましたかぁ？」「恥ずかしいけど目から汗が出てくるんだよね!!笑」「死ぬまで一緒にいて同じお墓に入ろうじゃないか!!」などと、絶対にやり直したくないテンションの高さ。

最下位の二階堂はなぜかギター片手にメール。その文面は「あんなに好きだったなんて　いい思いも寂しい思いもした　しってるか？　てをとりあって　まっすぐな人生を　すごそうな」と意味不明で、これがまさかの「あいうえお作文」。文頭だけを縦に読むと「あいしてます」になるのです！　ヨリを戻したい相手にこんなキモトリックを仕掛けるなんて、さすが二階堂！　期待を裏切りません。

これまで特番として放送されてきた同番組ですが、4月からはレギュラー放送が決定。もはや天才の域で最下位に鎮座し続ける二階堂が、次は何をしでかすのか。毎週日曜深夜が楽しみですね。