5月5日の『新堂本兄弟』（フジテレビ系）にNEWS・手越祐也がナオト・インティライミと共に出演しました。2人は4～5年前からサッカー友だちだそうですが、「インティライミさんが後輩にしか見えないのよ」と堂本光一。その後輩というのはジャニーズJr.の越岡裕貴（ふぉーゆー）のことで、「そっくりなの！」と剛も同意します。一方手越については光一が「……お前なんかチャラいな！」とバッサリ。10年前同番組に出演した際は黒髪で初々しかった手越も、今や金髪がトレードマーク。恋のウワサも絶えません。よって「チャラい」には違いないのですが、光一は「『いい男になったな』っていう褒め言葉やけども」とフォローしていました。

普段は聞けない質問をする「直撃！　ホントはどうなの!?」のコーナーでは、サッカー談義に花が咲きます。サッカー好きの手越はフットサルチームのキャプテンもしているそうで、フットサルコートはインターネットで自ら予約。代金も自分で銀行から振込み、メーリングリストを使って集合を呼びかけるほどの入れ込みよう。またメールには「皆様、お疲れさまです。春も暖かくなってきて……」などとしっかり時候の挨拶も入れ、人数調整のうえ出欠表まで送るという徹底ぶり。手越は事務作業などの裏方も得意なようですね。

また手越はドイツ・ブンデスリーガ「シャルケ」のDF内田篤人選手をはじめ、同い年の日本代表選手と仲が良いそうです。2010年のW杯南アフリカ大会はナオト共にパブリックビューイングで観戦。日本にとって重要な試合、さらに代表選手に友人が多いため感情移入してしまった手越は、感極まってナオトの胸でオイオイ泣いたのだとか。そんな手越の話に光一はまったく興味がないらしく「それは感動しますねー」と棒読み。MCにあるまじき態度にレギュラー陣も「気持ちいいぐらい後輩捨てましたよね？」「バッサリいったな」と引き気味です。また世界を旅してきたナオトが、エチオピアのハマル族と生活したことで「心の革命が起きた」と熱く語っても、光一の感想は「ムダに旅してないんですね～」のひと言。高見沢俊彦もさすがに「失礼だろお前！」と猛ツッコミ。毒舌の標的はゲストにまで及びました。

このサッカー談義から、「KinKi Kids」vs「ナオト＆手越」チームで、ボールを蹴ってボウリングのピンに当てる「サッカーボウリング対決」を行うことに。1蹴目、光一がブーツのままで蹴った後に手越がブーツを脱ぎ出すと「お前、先輩脱いでないのに脱ぐ気なんかよ」（剛）「コイツ本気やで!!」（光一）と2人で手越をイジリ倒します。光一も2蹴目からはブーツを脱いで本気モードでしたが、3回蹴ってピンを1本しか倒せず。結果は手越＆ナオトチームが圧勝し、KinKi Kidsの2人は罰ゲームとして一発芸をすることに。剛は「全力のアントニオ猪木」を、光一は「全力で罠にはまる人」をやってみせてスタジオを沸かせました。

ここまでも言いたい放題の光一でしたが、さらにこの後も失言放題。ナオトが手越に「必殺アイドルポーズを教えて！」とリクエストすると、光一は「お前スゴイよな～」と手越に話しかけます。どうやら光一は、昨年末のジャニーズカウントダウンで手越がファンに言ったセリフ「2013年はもっともっとオレらとイチャイチャしようぜ、かわいい子猫ちゃ～ん！」に感心したようなのです。しかし光一は「オレね、それを聞いたもんだから次の日『オイ化け猫たち！』って言ったよ。そしたらお客さんドッカーン！」と発言。ここでその時の様子がVTRで流れましたが、たしかに光一は「僕には化け猫にしか見えないんですけど……」と言って客席から大ブーイング。こんなことを言っても許されるのは光一くらいです。

また光一が「（そういうセリフを）言ってて恥ずかしくないの？」と手越に尋ねたところ、手越は「ステージに立ったりとか、カメラ向けられると何かちょっと行くんですよ、向こうの領域に」と回答。さらに剛が「ホントに“子猫ちゃんたち”と思って言ってんの？」と本音を引き出そうとすると、「僕は、ファンは彼女だと思ってるので」と挑戦的な表情。KinKi Kidsの2人は「彼女いっぱいいるなぁ」（光一）「一夫多妻制やなぁ」（剛）と受け流していましたが、この2人はファンをどう思ってるんでしょう？

続いて「アイドルにとって必要なもの」を尋ねられた手越は、「ジャニーズなので、アーティストだったり俳優だったりいろんなことをさせてはもらってますけど、やっぱり『職業、何ですか？』って聞かれたら僕は『アイドルです！』って言う。“アイドル”っていうものに誇りを持つ」と答え、また「ファンの子が、これをやってもらったら喜ぶっていうものを意識して考える」とも話しました。そしてナオトのリクエストに応えてアイドルポーズをすることになり、手越は「ファンの人が好きそうな」と前置きして人さし指の爪側を唇に当てて流し目。黄色い歓声に包まれた手越ですが、剛は「日常生活でこの瞬間いつ？」と冷ややか。続いて手越が渾身のスマイルを披露すると、光一は「こうやって騙されてんねんぞ」と客席に言い放ちます。KinKi Kidsの2人も無茶振りに応え、剛はアイドルらしい爽やかな笑顔を見せましたが、光一は目を見開いて変顔。ついに光一、アイドルスマイルに照れが出てきてしまったようです。

ラストには「手越すごいな～、お前プロだな！」と人ごとのように漏らした光一。自身も“王子”と呼ばれ、ステージではきらびやかな衣装を身にまとっているわけですが、口を開けば綾小路きみまろ以上の毒舌っぷり！　ゲストに加え、後輩やファンをここまで皮肉って楽しませるアイドルというのも新しいですよね。