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新生KAT-TUN初のライブパフォーマンスで、中丸雄一がファンをジャガイモ呼ばわり

2013.11.22

新生KAT-TUN初のライブパフォーマンスで、中丸雄一がファンをジャガイモ呼ばわり

「新生KAT-TUN」の表記は早くも2代目!

11月17日放送の『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)にKAT-TUNが登場しました。田中聖の脱退から1カ月半。この日が新生KAT-TUN初のライブパフォーマンスとなりました。

深々とお辞儀をする上田竜也を筆頭に、スタジオに入るメンバーたち。同番組では毎回、前週に出演したアーティストからトークテーマをもらうことになっており、この日はCharaから「ジャニーズのアイドルとして活躍し続けるための秘訣」を聞かれます。そこでKAT-TUNが挙げたキーワードは「こだわりはいらない」「ストイック」「期待を裏切らない」の3つ。


MCの中村正人が「問題発言のような気もするけれども」と思わず心配してしまったのが、「こだわりはいらない」というワード。投げやりにも聞こえるこの発言ですが、中丸雄一は、「アイドルという仕事って、時代によって内容が変わってると思うんですよ」と分析します。20年前、「アイドル」と言えば歌とダンス。しかし今はドラマに情報番組、バラエティも外せないことから、中丸はどんな期待にも応えられるよう「柔軟にしなきゃいけない」「苦手意識を持たないようにしている」と語ります。現在情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)にレギュラー出演中の中丸ですが、番組では「“30代イチ男性として”という気持ちを心がけている。敷いて言うならばエンタメ系やジャニーズ系の話題には強くなっていきたい」と抱負を語っていました。

また亀梨和也が「もともとすごくだわる性格」と話すと、スタジオのファンからは「ああ~」と納得の声。しかし仕事をするにつれ「“これをこうしたい”っていう気持ちを持ち過ぎちゃうと、行き詰まる」ことに気付いた亀梨。共演者たちとの話し合いのなかで見つけた答えについてはこだわるけれども、「頭ごなしにこだわりを持たない」ことを心がけているそうです。

一方で田口淳之介はというと、「そうですねぇ、僕あのー……なんて言うんだろうなぁ」と考えがまとまらない様子。田口の場合はドラマでも自分のキャラクターに近い役をもらうことが多いそうで、「だからこだわる必要がなくなる……?」と疑問口調であっけらかんと話します。いつも通りの無邪気な発言に、上田は大爆笑。田口に「笑い過ぎね!」とツッコまれていました。

2つ目のワード「ストイック」はもちろんKAT-TUN全員に当てはまることですが、中でも上田は『炎の体育会TV』(TBS系)でアスリートと対決することも多く、「アスリートの方と同等以上のことをしないと勝てるわけないじゃないですか!」と発言さえもストイックです。中丸が「プライベートで走る分にはすごいなって思うんですけど、ライブの本番中に(東京ドームの)外周を走るんですよ」とそのタフさに言及すると、上田は「もう目の前のお客さんもこうなってますからね! 回れ回れみたいな(笑)」と腕を回してはしゃぎます。また中丸は、昨年まで帝国劇場で舞台『DREAM BOYS』に主演していた亀梨について、約1カ月の上演期間中「プライベートもすべての時間を、その舞台のためだけに使っていた」と振り返りました。

どんな仕事にもストイックに挑むメンバーですが、プレッシャーはないのかとの質問に、亀梨は出演中の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でのキャスターの仕事が「立場がまったく逆の仕事」だったため「もどかしさ」を感じたと話します。3~4時間待っても選手が現れず、やっと話せると思ったら30秒で終了。この現実に「こういう仕事か」と、取材する側の気持ちに寄り添うことができたようです。また中丸は「緊張しいなんで、それを克服しようとは常に心がけている」とコメント。「ホント申し訳ないんですけど、みんなをジャガイモだと思ってます」と打ち明け、ファンたちが「えー!」と返す一幕もありました。

この日、ファンを前に披露したのは「Keep the faith」(2007年)、「BIRTH」(2011年)、新曲「楔-kusabi-」の3曲。そして番組終盤には、メンバーそれぞれの口から新生KAT-TUNの“これから”が語られました。亀梨は「とにかくやるしかないという思いの中で、1つ1つ確実にやっていきたいなと思ってます」と決意を見せ、中丸は「今回、悲しい気持ちにさせてしまったことはすごく申し訳ないと思うんですけど、先のこともなんとなく見えてきているので。4人の体制のKAT-TUNというのも、またいいところがたくさんあると思うんでね、探しながらという面もあると思うんですけども、またちょっと気合いを入れてやっていきたいと思うので。楽しみに見ててください」とあくまでも前向き。田口も「僕らがすることはみなさんを明るくすることだし、元気を与えられるような存在でありたいと思ってるので。付いて来てください!」と変わらずパワフルで、上田は「僕らもう、最後までKAT-TUNでいるって決めてるので。最後まで応援よろしくお願いします」と力強く宣言し、ファンを喜ばせてくれました。

田中の脱退に胸を痛め、不安な気持ちで過ごしていたファンにとっては、前向きさを取り戻すひとつの大きな節目となったこの番組。中村が「KAT-TUNの4人を見てて、すごいなと思ったの。この人たち、自分で責任を取ってるんだよね。ちゃんとカメラの前に立って、みなさんの前に立って、ちゃんと責任果たしてる」と評価する通り、この日も見事なパフォーマンスで、そして真摯な言葉で、4人がこれからもKAT-TUNであり続ける“覚悟”を見せつけてくれました。これからもKAT-TUNのさらなる輝きに期待して、応援し続けたいですね。

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