真の「ちっちゃいジャニーさん」ってごっちだったのね！

12月11日放送の『ザ少年倶楽部』（NHK BS）。この日のテーマは「2013」ということで、トークコーナーではそれぞれが今年印象に残ったことを語りました。Sexy Zone・松島聡は、シングル『バイバイDuバイ～See you again～』をきっかけに、5人でドバイを訪れたことを挙げます。歌詞にある「長い救急車」や「ポリスはスーパーカー」が本当だったことに衝撃を受け、「歌詞以上にすごかった！」と興奮冷めやらぬ様子。

夜にはマリウス葉と中島健人と共にホテルのプールへ行き、イギリスとフランスの間の小さな島から来たという11歳と9歳の男の子と女の子にまぎれて遊んだそうです。そこで通訳をしたのがマリウス。ドイツ出身の彼は今年、デビュー後初めてドイツに帰省。友だちとテラスでバーベキューをしたり花火をしたりと満喫し、久しぶりに会った祖母からは、背が伸びたと驚かれたそう。体は大きくなっても天使のようなかわいらしさは残してほしい！　と願うのは無理があるでしょうか。

この日一番の盛り上がりを見せたのが「関ジュニ通信」でした。関西ジャニーズJr.がミッションに挑戦するこのコーナーには、重岡大毅、平野紫耀、永瀬廉が登場し、A.B.C-Z五関晃一演じるゴセ子を胸キュンさせるセリフを考えることに。まずは永瀬ですが、「ゴセ子、今日、雪降ったな。もうそうろそろクリスマスやん。今年のクリスマスプレゼントは、オレでどうや？」と言われて五関は硬直！　2人は見つめ合ったまま動かないため「止めて止めて！」と重岡が間に入ります。「ほっといたらキスする流れでしたからね！」（重岡）、「オレほんとその後チューするのかなと思って」（河合）と、周囲はただならぬ気配を感じた様子。五関はたった14歳の永瀬に完全にノックアウトされたのでした。

続いては平野です。シチュエーションはクリスマスの夕方。電話で「ゴセ子、今日クリスマスやなぁ」と話しかける平野。ここで平野はいつもの天然を発揮し、「てかな、今日な、家でクリスマスのパーティー“来んねん”」と珍発言。とっさに「パーティー“やるねん”」と言い直しますが、「だからな、今日来てくれへん？　てかな、絶対来て」「うん、絶対行く！」という普通の会話で終了。平野としては「絶対来て」がキメ台詞だったそうですが、ゴセ子には伝わらず。同じくキメ台詞に気付かなかった河合が「オレの力不足だごめん」と謝ると、平野は「そうなんですよ」と真顔。この無邪気な失言に「だいぶ先輩やぞ！」と重岡がツッコみます。またセリフの出来を聞かれて「僕はもう満点丸です。……満点丸？」と自分でツッコむ場面も。しゃべると何かしらやらかしてくれる平野。発言が気になって仕方ありません。

さて、胸キュンセリフのラストは重岡です。「雪降ったなぁ。こういうのってホワイトクリスマスって言うんやっけ。ちょっとロマンチックやな」とゴセ子に優しく話しかけた後、重岡は少し間を空けて「……大好き」。いきなりの愛の告白にゴセ子は再び硬直！　そして思わず顔がニヤけてしまいます。しかし周囲の反応はイマイチだったため、重岡が「スタッフさん含め失笑ってどういうことですか？　東京までわざわざ来て」とへこんでいると、ここぞとばかりに永瀬が横から「おもしろかった」と棒読みしながら拍手し追い打ちをかけます。重岡は「やめろよ！」と激怒し、激怒された永瀬は「え？　え？」と小動物のようにキョトン。この掛け合いの面白さも関ジュニの魅力ですよね。

さて実演が終わり、ゴセ子がNo.1を決定します。ゴセ子に向け片手を差し出す3人。「間といい言葉といい、本気でキュンとさせられました」ということで選ばれたのは重岡でした。ここで五関によるゴセ子の演技は終了。ところが平野と永瀬へのコメントをしている間もなぜか重岡の手をギュッと握って離さない五関。「ちょっと離してくれますか？」と重岡に言われ、ようやく我に返ります。それを見た河合は「なにしてんの!?　そういうのやめようよ！」と憤り、なんと最後に「もうジュニア漁り、やめよう!!」と言い放ったためスタジオは大混乱。えっ、ジュニア漁りしてたの？　という笑えない疑問を残したままコーナーは終了しました。

今年もさまざまな企画で楽しませてくれた『ザ少年倶楽部』。通常放送は次回の「クリスマススペシャル」を残すのみとなりました。総勢70名によるクリスマス限定企画に加え、Sexy Zoneのドバイでの映像も流れるそうですから必見です！