ドラマ初出演・初主演の平野紫耀が高評価! ジャニーズJr.の苦境と重なる『SHARK』にファン涙

2014.1.17

ドラマ初出演・初主演の平野紫耀が高評価! ジャニーズJr.の苦境と重なる『SHARK』にファン涙

平野は役でもリアルでもエリートというのがまた……

<ジャニタレドラマ・ネットの声>

■『SHARK』(日本テレビ系、毎週土曜24時50分~)初回視聴率2.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

1月11日に初回が放送された、関西ジャニーズJr.平野紫耀主演ドラマ『SHARK』。物語は5人組ロックバンド・SHARK(関西ジャニーズJr.藤井流星、濱田崇裕、神山智洋、ジャニーズJr.岩本照、松村北斗)によるライブシーンからスタートします。5人はレコード会社「ワンダーレコード」の小松一加(山下リオ)に見い出され、ついにメジャーデビューへの切符を手にしますが、ある日ボーカルの北川和月(藤井)を事故で失ってしまいます。

その一年後にはファンも離れ、デビューの件は白紙に。一加は上司の吉村隆弘(岡田浩暉)に「メジャーデビューさせたいなら、SHARKが金になることを証明しろ」と言われ、新しいボーカルを探すことに。そんな時、一加とSHARKのリードギター・萩原海(濱田)は、同僚の結婚パーティーに乱入した倉田瑞希(平野)に出会います。その歌声や強気なパフォーマンスに、死んでしまった和月の姿を重ねる2人。第1話は、一加がステージ上の瑞希に「惚れました、あなたの歌に」と声をかける場面で終わります。

演技経験ほぼゼロ、ドラマ出演すら初めてなのに主演に大抜擢され「うれしいけど不安」と漏らしていた平野。超天然な彼にとって「荒っぽくてバカ」な瑞希という役柄はハマり役かと思いきや、「ボクは自信家じゃないから(中略)ふだんの自分とは真逆なんで、演じるのは難しくて」(「duet」2月号、ホーム社)と初めての役作りに苦戦した様子。しかし番組プロデューサーは「彼は間違いなく“センター”の光がある人物。声が魅力的で、不器用なところもいい」(12月6日付「東京中日スポーツ」)と平野にベタ惚れ。

平野の不安とは裏腹に、視聴者も「想像をはるかに超える演技力と歌唱力にビックリ」「演技が思っていたよりも上手かった」と絶賛の声を多く寄せていました。また「流星がかっこよかったけどサラッと死んだ」「流星死ぬの早すぎてなんか声でたわ」「まさか流星を開始10分もしないうちに死なせるなんてwww」と、あっけなく死んでしまった初代ボーカル役・藤井を憐れむ声もありました。

主要キャラクターが東西ジャニーズJr.で構成されているこのドラマですが、劇中、「萩原(濱田)にはフロントマンとしての魅力がない!」「華がない!」とデビューを目指すSHARKがケチョンケチョンに言われるシーンがあり、これには「セリフが辛い」「ドラマって分かってるけど胸がグワーって切なくなった」「これは関西担には重いドラマ」「みんな長年Jr.やっててデビューを近くで逃した子たちだからちょっと泣きそうになった」と、ドラマと関西ジャニーズJr.の境遇を重ね合わせ、辛い気持ちになったファンも少なくありません。

Jr.それぞれが「最大の見どころは、やっぱりボクらが実際に演奏しているバンドのシーン!」(神山)、「デビューにかける熱を芝居でどう表現できるかも見てほしい」(濱田)(「duet」2月号)と語る通り、熱く夢を追い続けるSHARKというバンドをデビュー前のジャニーズJr.が演じることで、物語にリアルさが増すのかもしれません。

2012年4月期放送の『私立バカレア高校』を皮切りに、毎回ジャニーズいち押しのタレントを次々主演に起用してきた土曜深夜枠。昨年放送されたSexy Zone佐藤勝利主演『49』は初回視聴率3.1%でしたが、今作は出演者陣の知名度の低さからか初回2.1%と大きく差がつきました。しかし関西地方での放送は1月15日からでしたので、今後、“ホーム”を巻き込んで話題を呼べるかが、ドラマ成功の鍵といえそうです。

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