宮田のストレス、半端なさそう

＜アイドル誌チェック!!＞

「ポポロ」（麻布台出版社）5月号で、Kis-My-Ft2が、今だから明かせるメンバーそれぞれの第一印象をぶっちゃけトークしています。テーマは「俺たちの“運命の出会い”と“密かな過去”」。すでに結成9年、前身のKis-My-Ftから数えるともう10年ともに活動している彼ら。運命の出会いの瞬間はどんな様子だったのでしょうか。

たとえば、北山宏光に対しては……。「事務所に入ってきたのが高校生のときで、周りのJr.より遅かったのに、山下（智久）くんに対してタメ語で、俺らJr.はザワついたよ。本人は高校の同級生だから当然の感覚だったんだけどね。大先輩の山下くんに!?　って不思議だったな」（藤ヶ谷太輔）、「第一印象は『偉そうな子が入ってきたな』（笑）。だって先輩しか使えない楽屋を使ってるんだもん。『なんでここ使ってんの!?』って。しかも年下だと思ってた」（横尾渉）。

また、玉森裕太に対しては、「『めっちゃ静か、おとなしい子だな～』って思ってた。俺は誰にでもしゃべりかけてたけど、玉は引っ込み思案で、あまりリアクションなくて（笑）」（二階堂高嗣）、「最初のころ、実は苦手だったんだ。自分の意見を言わないから、何をしたいのかわからない『静かな子だな』と思ってた」（横尾）という印象を抱いていたメンバーもいれば、「玉は公私ともにハッキリとした自分の意思があって、すごく芯が強いヤツだなって思ってた。それは今でも変わらないいいところだね」（千賀健永）というメンバーもいます。見方によってずいぶん違うものですね。

爆笑エピソードが飛び出したのは、宮田俊哉に対して。「宮田と初めて会ったころ、みんなが言ってるみたいに、俺も何気なく『宮っち』って呼んだら、『は？　おまえは年下なんだから宮田くんと呼べ！』って怒ったんだよね。あれは一生忘れられないエピソードだね（笑）」（玉森）と、今の温厚な宮田からは想像できないような話や、「ふつうの男子だったよ。帰りの電車が同じで、俺がアニメの話を語って。そこからじゃない？　宮田があっちの世界の人になったのは（笑）」（北山）と驚きの事実が明かされていました。アニメオタクのルーツは北山だったとは！　初々しいジャニーズJr.時代のエピソード、全員分が細かく掲載されているので、チェックしてみてください。

さて、4月23日にジャニーズWESTがデビューし、次のデビューが待たれているJr.といえばジェシー。昨年は、『ビブリア古書堂の事件手帖』（フジテレビ系）、『仮面ティーチャー』（日本テレビ系）、『ぴんとこな』（TBS系）、『安堂ロイド～A.I. knows LOVE？～』（TBS系）と話題のドラマに立て続けに出演し、事務所からかなり期待されていることがうかがえます。しかし、まだ17歳。仕事に対して希望もあれば戸惑いや不安もあるようで、「最近は仕事のことしか考えられない」と語ります。

「もちろん、デビューしたいって気持ちは強いよ。バカレアのメンバーが楽しかったからっていうのもあるけど、ひとつのグループとして活動を積み重ねて、いつかみんなでデビューできるって、ベストでしょ。ひとりよりも、グループのほうが方向性や悩みも共有できるし、不安がなくなると思うんだ」
「人生ってね、まさかの連続だよ（笑）。何が起こるかわからないでしょ。まわりの環境がどんなに変わっても、自分の芯はずっと変えずにいたいと思うんだ。藤ヶ谷くんも、『お前は絶対にそのままでいろ』って言ってくれた。だから、俺は俺のままでこれからも進んでいくよ！」

と今の胸中を明かしていました。「何が起こるかわからない」とはなんだか意味深ですね。もしかしたら、何か動きがあるのでしょうか。ちなみに、藤ヶ谷は、SMAPの木村拓哉とドラマで共演した際、「僕も木村さんのように自分を強く持っている方になりたいと思います」とメールをしたところ、木村から「お前はもうすでに持っているじゃないか」と返信をもらったという有名なエピソードがあります。そんな藤ヶ谷がジェシーに贈った言葉、「お前は絶対にそのままでいろ」も心に響く名言です。こうして受け継がれていくジャニーズ精神。ジェシーが大きく羽ばたく日が楽しみです。