<アイドル誌チェック!!>
「POTATO」5月号(学研パブリッシング)、まずSexy Zoneのインタビューから見ていきましょう。テーマは、「Vitality」。メンバーがそれぞれ3つずつ「元気の源」となっている事柄を挙げ、その思いを語っています。「家族」を挙げた菊池風磨は、こんなエピソードを語っていました。
「この前、家で父親と一緒に『ザ少年倶楽部』を見てたら、オレが『上を向いて歩こう』を歌ってるところが流れて。父親が『いいねぇ~』って言ってくれた。あと、母親は『「ネプリーグ」、よかった!』ってメールくれたんだよ。そんな褒めてもらったメールをもらうの初めてだったから、ちょっとうれしかった(照)」
Sexy Zoneの中では大人っぽい雰囲気を醸している菊池ですが、両親に褒められてうれしかった気持ちを素直に明かしていてほほえましいですね。菊池の父親といえば、ご存知のように嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を作詞し(J&T名義)、自らもシンガーソングライターとして活動している菊池常利。音楽において大先輩である父に歌を褒められて格別にうれしかったことでしょう。家族の愛があふれるエピソードといえば、マリウス葉のコメントにも注目。マリウスが“元気の源”のひとつとして挙げたのは、「ハグ」。
「ハグはボクにとってすごく大事。心があったかくなるし、なんか元気がわいてくるんだよね。だからスタッフの方やメンバーにもよくするよ。勝利くんはたまにイヤがるけど(笑)。照れてるのかな? 家族ともよくハグはするよ。お父さんはボクが何か相談をすると、最後にいつもギュッと抱きしめてくれる」
この数年、心身とも成長著しいマリウスですが、大きくなっても父親からギュッとされると心があたたまるものなんですね。マリウスのほんわかした空気はこういうところから生まれているのでしょう。中島健人は「黄色い声援」を挙げ、主演映画『銀の匙 Silver Spoon』の舞台あいさつでは渋めでいこうと思っていたけれど、「でもファンの歓声が上がると会場の雰囲気が明るくなって、最終的にはいつもの自分らしい舞台あいさつになってた。みんながその空気、いや、K(健人)ワールドを作ってくれてたんだよね」と語っていました。5人5通りの“元気の源”、読んでいるこちらが元気になりそうなコメントばかりなので、誌面でチェックしてみてください。
Sexy Zoneと打って変わり、「deep sorrow」と題し、“深い悲しみ”をテーマに語っているのはNEWS。ポジティブな話題や恋バナが多いアイドル誌では珍しいテーマです。手越祐也は、「前に一度だけ、男友達に裏切られたことがあって」と、苦い過去を振り返ります。「そのときはとにかく悔しかったし、そいつの人柄を見抜けなかった自分にも腹が立った。3、4年のつき合いがある友達だったから、事実を突きつけられたときは、やっぱり人間不信になるぐらいショックだったよ。でもありがたいことに、オレには絶対的に信頼できる友達がいたから、そいつらにガァ~っとグチった。おかげで、なんとか気持ちの整理ができたよ。悲しいこととかつらいことがあったときって、そうやって話を聞いてもらうだけで救われるからね」と語ります。天真爛漫なイメージがある手越から「人間不信」という言葉が出てきたことに驚きますが、そんなことがあってもおくびにも出さず、アイドルスマイルでファンを元気にしてくれていた、そのプロ意識に頭が下がります。
小山慶一郎は、1年ほど前に大学受験でお世話になった塾の先生が亡くなったことを振り返ります。「受験のあとも、僕の舞台を見に来てくれたし、闘病中も連絡を取り合ってて、また会いましょうって約束もしてたの。でもそんな矢先に、突然亡くなったっていう知らせが届いて。ものすごく悲しかったし、お葬式でひつぎを担いだときも、ホントにこの中に先生がいるのかなって信じられない気持ちでいっぱいだった。いまオレは『~every.』(編注:『news every.』のこと)のキャスターをやらせていただいてるけど、先生のおかげで明治大学に入学できたことが、こういうニュース番組のキャスターをやる上で、ひとつ大きな武器になったと思ってる。(中略)もっともっと活躍していくさまをみせられるように、日々感謝しながら、目の前の仕事に誠実に取り組んでいかなきゃいけないと思ってます」
当たり前ですが、アイドルといっても人間。私たちと同じように、悲しい出来事に胸を痛め、それぞれ乗り越えようと努力しているわけです。「みんな何か隠しながら生きてるからね」という加藤シゲアキの言葉が印象的でした。
さて、最後にKis-My-Ft2の座談会の一部を抜粋したいと思います。「game」をテーマに、勝負について語っているこの座談会。話の流れで、「女性の“勝ち組”とは何か」という話題になり、こんなことを語っていました。
横尾渉「女の人の“勝ち組”は?」
玉森裕太&千賀健永「玉の輿!」
北山宏光「確かにそれは、女性としての魅力で勝った感はあるかもね」
宮田俊哉「彼女たちは厳しい競争を勝ち抜いたんだよ。でも、同窓会で実際に見たらひいたけどね。いいところに就職した男にやたら媚びていたり」
千賀「リアル…!」
藤ヶ谷太輔「玉の輿に乗るために全力を尽くして、宮田みたいなヤツにひかれようが軸がブレない。いつ、どうしてそこに自分の人生の目標を設定したのかが気になるよね。お金がすべてなのかな」
宮田「ある意味純粋なのかも」
横尾「でも、結婚すればいいってもんじゃないよね。相手にもよる。周りからどんなによく思われようと、本人が『なんでこんな人と結婚しちゃったんだろう』と後悔した時点で“負け組”なんじゃない?」
二階堂高嗣「深いな(笑)」
ジャニーズ事務所でアイドル業に従事する宮田は、「いいところに就職した男」のひとりと見なされていなかったのでしょうか。それはともかく、軽く話しているようでなかなか深い意見。女性だけでなく、“男性としての勝ち組”についても彼らの率直な意見が語られていますので、併せて読んで、自分自身の生き方について考えてみては?
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慶ちゃんの塾の先生亡くなったんだ悲しいのは、私も感じた感動したよ
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