慎吾を思う気持ちが愛だよ、つよぽん！

6月23日放送の『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）。「BISTRO SMAP」のコーナーには、ドラマ『ビター・ブラッド』（フジテレビ系）に出演中の渡部篤郎と佐藤健が登場しました。トークコーナーではSMAPメンバーと共に、お題に対し「こんな男カッコいい？　カッコ悪い？」を判定することになりました。

「彼女のハンドバッグを持ってあげるのは？」という質問に「カッコ悪い」と答えたのは木村拓哉と稲垣吾郎。木村は「女の子って、『今日はこのバッグにしてこうかな』とか。そこも今日のコーディネートの1個に入ってんじゃないかなと思って。それを『いや、持つよ』って言って持ってしまうと、彼女の考えたトータルコーディネートをおじゃんにしてしまう」と渡部の口調を真似ながら、以前から度々展開している「バッグもコーデの一部」論を主張します。また稲垣は例として出された、男性が女性のカバンを持っている写真を見て「この写真もかっこよく見えないですしね」と言った後、「本当に重いものなら持ってあげればいい。トランクとかね」とトランクを背負うふり。トランクはあり得ないとしても、稲垣は重いものならば持つという現実的な考えのようです。

一方で「カッコいい」と答えたのは香取慎吾と草なぎ剛。「（周囲から）彼女が甘やかされてるように見えるのは損かなと思うんですけど、この気遣いは（カッコいい）」と草なぎが話すのに対し、香取は「イメージですよね。これがイタリアのミラノとかで、サングラスした人がこんな（スラッとした）女の人のバッグ持って（イタリア語を話していたら）絶対みんな『うわカッコいい～！』と思うよ」と説明。すると中居も「僕ら日本人だから。ブラッド・ピットが持ってたらカッコいいもん！」と同意し、木村に至っては「渡部さんがやってたらカッコいいもんね。……（結局）人なんじゃねぇの？」。それを言ってはおしまいです！

またこの日は「BISTRO SMAP」の後、嘉祥流観相学・岡井浄幸先生による「禁断のSMAP顔相占い」を放送。まずは「先生、いいことだけ言ってくれればいいから！」と言う中居から鑑定がスタート。右目が大きいのは知性派・努力家の証しだそうですが、前に出た額については「一芸一道に秀でているが融通が利かない」という診断。香取は「だいぶ利かないですね」とつぶやき、また顔に張り付いたような耳についても「人の言うことを聞かない」との診断。これにはメンバーも「ああ～」と納得の様子でした。

続いて稲垣ですが、つながった眉から見るに、神経質で物事を深刻に考える傾向があるのだそう。この診断に客席から「ああ～」と声が漏れると、稲垣は「わかんないでしょ？　ホントの僕なんて！」と反論します。けれども稲垣の団子っ鼻は現実的で財運に恵まれることを意味し、ネズミ顔は縁起が良いとか。岡井先生いわく「こういう人がひとり組織にいたりグループにいると、お金が入ってくる」とのことで、稲垣の顔相はSMAPにとっても良いもののようです。

また木村は、四角く広い額と眉間のシワから、知的思考力があり、考えすぎるところがあるとの診断。「男眉」と言われる木村のしっかりとした眉は、ひとつの信念を貫き通すことの現れで、「異常な眼圧」のある目からは、強い信念を持ちながらも素直で協調性があること、また広がった耳からは、物事をよく聞けること、またしっかりとした鼻からはスタミナがあることがわかるそうで、先生は「知性も行動力も人格も高い」と絶賛します。そして香取は丸い生え際から「いろんなことに対する対応力がある」そうで、香取は「それだけでやってきました」とキッパリ。が、眉が薄いため、仕事を長く続けるためには眉を濃くする必要があるのだそうです。

そしてこのコーナーでなぜか感情をぶちまけたのが草なぎでした。草なぎの眉は先生自身も見たことがないほど立派なようで、「毛並みも良くて」と言うと、草なぎは「褒められます。時代劇を専門にやってる方から『絶対時代劇やった方がいい』って。14歳ぐらいの時ジャニーさんに言われましたね。『YOUは時代劇向いてるよ』って」。今後、草なぎの時代劇主演にも期待したいところですが、一方で上唇よりも下唇が厚いことから「愛されることを好み、人を愛することが下手である」との診断。すると草なぎは、「ああ～、僕ヘタかもしれないです」と語り出したのです。

「今年40になるんですけど、人の愛し方がわからない。ホントに。マジでわからない」と告白し、「ホントにオレ人のこと好きになれないのかなとか思ってる。でもそういう風に思い始めたことが、もしかしたらホントに人を好きになっていく（きっかけになる）のかなって」と本気で悩みを吐露すると、同じく愛情表現を苦手とする中居は「なんかオレっぽくなってきてうれしいわ！」と満面の笑み。草なぎは「だって40で独身ですよ？」と普段から悩んでいるようで、中居も「フラフラフラフラしてなぁ！」とまるで自分のことのように合いの手を入れます。その後のエンディングでは、人を好きになる方法として、中居が「キスすれば？」とアドバイス。草なぎは「いや、でもキスしても愛し方わかんないでしょ」と本気で返していましたが、中居は「愛し方がわかんないとキスできないもんな！」とアイドルらしくかわして笑いを誘っていました。

また岡井先生によると、グループとしては、向かって左から稲垣、中居、木村、草なぎ、香取というフォーメーションが良いのだそう。顔相的には知性派の稲垣、中居、感性派の草なぎ、香取が並び、どちらも持ち合わせている木村がセンターに立つことでうまくまとまりが出るのかもしれません。メンバーは「ありそうでない」「コンサートでも一度もこの感じない」「写真もない」などと言っていましたが、このフォーメーションは早速、収録翌日に撮影が行われたという「週刊TVガイド」（東京ニュース通信社）6／20号内のグラビアや「週刊ザ・テレビジョン」（角川書店）6／20号でも採用されたそう。今後、これが定位置になっていくのでしょうか？