30過ぎてキュン死エピソード持ってるなんて、恐ろしい子！

8月29日放送の『未来シアター』（日本テレビ系）に、タッキー&翼が出演。番組MCを務めるNEWS小山慶一郎、加藤シゲアキとの交流を明かしました。

この日、いつになく緊張していた小山と加藤。それもそのはず、加藤がジャニーズ入りした1999年はジャニーズJr.黄金期と言われる時代。中でも滝沢秀明と今井翼はズバ抜けた人気を誇り、まさに加藤の言う「僕らが事務所に入った時のキングですよ！　おふたりはヒエラルキーの頂点」。今井はそんな加藤の言葉を受け「いえいえ、ジャニーさんというキングがね」と絶対的キングを立ててお茶を濁しますが、小山も「正直、一緒に画面に出られるのもうれしいです」と恐縮。加藤に至っては過去に今井にサインをもらったことがあるそうで、この話には「なにしてんの!?（笑）」（滝沢）、「え、（サイン）したっけ??」（今井）とふたりも驚きます。

加藤は「滝沢くんと翼くんのライブに出た時に、翼くんのうちわを持って振るっていうお仕事があって。『これにサインしてください』って楽屋（のドア）を叩いて（笑）。ちょっと緊張したんですけど」と、いつになく照れながら振り返ります。しかし今井が「ちなみにそのうちわっていうのは、今はもうどこにもない感じ？」と疑いをかけると、「いやいやいや！　ね！（家に）飾ってるんだよ！」と加藤は小山に同意を求めつつ、いつになく必死で否定。小山も「実家にありますっ!!」とフォローします。一方で加藤によると「小山は滝沢くんと仲が良い」とのこと。しかし滝沢いわく「困った時にしか電話がこない」、しかもその頻度は「だいたい3年に1度」。小山は先輩をうまいこと使っているようです。

また今井が滝沢の“変わり者”な一面を明かす場面も。「基本、靴下が苦手」だという滝沢が、食事中、特に座敷で靴下を脱ぎたがることはファンの間ではよく知られている事実。けれども「それだけじゃなくて」と今井。「僕たちって、同じ美容室に行ってるんですよ」と嬉々として話し始め、さらに「ふたりで並んでカットしてもらってる時に、美容院でも靴下脱いでましたからね！」と暴露。切った髪がパラパラと落ちてくるわけですから靴を脱ぐこと自体ためらわれるところですが、滝沢の場合は「（髪は）払えばいいなぁ、ぐらいで」と、髪が付くストレスよりも靴下のストレスから解放されたい様子。

さらに今井は「僕の中では普通だけど、世間的には意外に思われるであろうことが（滝沢には）結構ある」とし、ライブ後の滝沢の行動にも言及します。今井と滝沢は地方でのライブを終えるとまず食事をし、ホテルに帰る前にはコンビニに寄るそうですが、「（滝沢は）イメージ的に爽やかで、KinKi Kidsの（堂本）光一さんとかと同じような“組合”というか。“星の王子様”的なね？　（それなのに）コンビニでカゴの中身見ると、缶ビールとお漬物と乾き物っていう。お父さん的な」。これを暴露された滝沢は手を叩きながら自ら「おっさん（笑）！」とツッコみ爆笑していましたが、“星の王子様組合”トップの光一も、日頃から下ネタを連発するなどオヤジ臭むんむん。そもそも光一に憧れてジャニーズ事務所に応募した滝沢は、その点でも光一の背中を追っているようです。

この日「革新者」のひとりとして紹介されたのが、シンガーソングライターの秦基博でした。VTRで流れた秦の「歌は歌った瞬間に聴いた人のものになる」という言葉や、その歌声に涙するファンの姿に、加藤は「『最終的にはお客さんに届けることがエンターテインメントだ』っていうことを、意外と時々忘れてしまうのかなって今改めて気付かされた」と話し、滝沢は「ひとりの人間が出すパワーっていうのが、すごく大きいんだなと感じた」とコメントしていました。

番組後半では滝沢と今井がジャニーズに応募した経緯を語っていましたが、今井が「弟を長瀬（智也）くんのようにしたい！」と姉に勝手に応募されてしまったのに対し、滝沢は体が小さいことからプロレスラーの夢を諦め、自らジャニーズに応募。いろんな仕事ができそうだという冷静な理由で芸能界を志した加藤や、高校受験に失敗し姉のすすめで応募した小山も含め、その過程は十人十色。それぞれドラマや舞台、バラエティーなど活躍する場所は違えど、“エンターテイナー”である彼らのパフォーマンスに元気付けられている人は大勢いるはず。これからもより多くの人に、そのパワーを届けてほしいものですね。