中居くんは、孤独を愛する男だからしょうがない

＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
中居正広（SMAP）

「オレすぐ楽屋戻る。昼飯絶対ひとりで食べる」

9月30日深夜放送の『中居正広のミになる図書館』（テレビ朝日系）は、各業界の裏側やとっておきのスクープ情報を特集。歌舞伎界やお笑い界の裏事情に続いて、ドラマ『HERO』（フジテレビ系）で、SMAP木村拓哉と共演した俳優・勝矢が、知られざる木村伝説を暴露し始めた。

「アシスタント・大道具を含めた70人以上いるスタッフ全員の名前を覚え、必ず名前を呼ぶし、全員で作るんだという意識がすごい高い方」と最初からエンジン全開で木村に関するエピソードを明かす勝矢。「クランクアップで、“いつかオレがやるとき、ホントにお前が撮れるようになるといいな”と普段よく叱られているアシスタントカメラマンに言った。最後の最後までカッコイイ」と加えると、「かっこいいなあ……。絶対言わない、オレ」と中居正広も感心しながら自分を落とした。

ドラマ収録の現場では、主役がスタッフ用にTシャツを配ることが多いそうだが、木村は自分がデザインしたロゴマーク入りの超オシャレなネルシャツを用意し、みんなにピッタリのサイズが行き渡るような心配りも忘れない。食事も共演者と食べに行き、空き時間は楽屋に戻らずに共演者とコミュニケーションを取る。通常、ドラマの主役ともなるとセリフや出番が多くて他人への配慮がおろそかになるが、勝矢の口からは完璧人間とも言えるような“木村伝説”が飛び出した。

舞台裏の木村がまさかここまでとは思っていなかったのか、聞けば聞くほど感心しきりの中居は、「完璧じゃん！　オレ、真逆だわ～。オレすぐ楽屋戻る。昼飯絶対ひとりで食べるし、食堂すら行かないもん……」と発言。言うまでもなく、中居もドラマや映画の主演を何度も務めた経験のある俳優の一人。木村の表立った気遣いとは異なり、さりげないフォローや気遣いが共演者から漏れ伝わっている中居だが、木村と自らを比べて“真逆”と落とし、相手を際立たせる話術に大人の余裕を感じる。

ついでに、木村の欠点を勝矢からあえて引き出そうとし、勝矢は「（説明の）エアー演技がうますぎて、何の話をしていたか、わからなくなる」と返答したが、中居は「そうだよ！　そのくだり長いんだよね。アイツ。いちいち長いんだよ」と身内ながらの不満を漏らしたかと思えば、最後はやっぱり「あいつ、エアーがうまいんだよね～」と良い話で締めるところは、さすが仲間想いのSMAPリーダー!!