山下さんのニヤケ顔が生きる時!!

9月30日放送の『火曜サプライズ』（日本テレビ系）に山下智久が登場。取材NG店のアポなしロケに挑みました。

まず番組レギュラーのウエンツ瑛士と山下が向かったのは、代官山にある高級老舗とんかつ店。ウエンツから「交渉をしに行ってほしい」と頼まれた山下は、思わず「オレが!?」と苦笑しますが、すぐに「じゃあ、ちょっと行ってきます。頑張ってくる」と店内へ。しかしそこは取材NG店。案の定「テレビみんなお断りしちゃってるんですよ」と断られてしまいます。

普通はここであきめるところですが、ここからが山下の腕の見せ所。「例えばお店の名前を出さないとか」と条件を出し、再び断られて一度は店を出るも、「『バレないようにします』みたいな感じでもう1回行ってくる？」と引き下がらず。この山下の粘り強さにウエンツは「えっ！　ハートめちゃくちゃ強くない？」「オレそこまでやったことない！」と驚きます。そして山下は再び店内へ。「すみません、どうしてもとんかつ食べたいんですけど」と、まずは「とんかつを食べたい！」という強い気持ちをアピールし、その後「絶対にお店がここっていうのをわからないようにする」と交渉。「申し訳ないけどそういう面倒くさいのは一切お断り！」とキッパリ言われても、「お持ち帰りとかもダメですか？」「お母さん、お願いします！」と食い下がる山下。するとあれだけ頑なだった店の人が料理の持ち帰りを許可してくれたのです。

何度断られても折れない山下に、ウエンツは「うわー！　すごい！　今までのアポなしのロケ史上、一番ハート強い！」とますます目を丸くしますが、この後2人が店に入ったところ「だったらもうここでお召し上がりになっていかれますか？　ちょうど今空いているし」と、なんと店内撮影OKに。山下といえば2012年に3カ月に渡り放送された旅番組『ルート66～たった一人のアメリカ』（同）でも、つたない英語にもかかわらず率先して外国人とコミュニケーションを取るなど、たくましい姿を見せていました。また以前雑誌のインタビューでは好きな四字熟語に「大胆不敵」（度胸がすわっていて、まったく恐れないこと）を挙げ、自分の目指す生き方だと話したことも。どんな状況にも動じない心の強さは、山下の最大の武器と言えそうです。

そして店内では、山下が「とんかつ定食」、ウエンツが「メンチボール定食」を注文。同学年の2人は交友関係を明かしたり互いの料理を食べさせ合ったりして距離を縮めます。そんな中「オレは小ちゃい時、ウエンツくんをずっと『天才てれびくん』（NHK）で見てたよ」と山下。「自分と同じぐらいの（年の）子がテレビで楽しそうにみんなに夢を売ってる」「ああいうのを見て『オレもテレビに出たいな』みたいな。そこがスタートかもしれない」と芸能界にあこがれた原点を明かしたのです。この話にすっかり照れてしまったウエンツは「じゃあ、目標？」と自分を指して得意げでしたが、山下は容赦なく「20年前はそうだったかもね」と切り捨てていました。

またこの後、山下が「正直教えたくない。本当によく行く」とウエンツを連れていったのが、池尻大橋にある「カフェ・グリル・バー太陽」。山下は正真正銘の常連客のようですが、何度も来ているのにウエンツの頼んだ「ナス豚チャーハン」は頼んだことがないとのこと。そしてこの日も、よく食べるという「ハンバーグゴロゴロプレート」をオーダー。山下は10月1日に出演した『PON！』（日本テレビ系）で「今ハマっている食べ物は？」「一生1つのものしか食べられないとしたら？」との質問に「カレー」と回答し、「高校3年間は2回だけラーメン食べたんですけど、あとお昼ご飯全部カレー」と明かしてスタジオを驚かせていましたが、「決まったものをずっと食べちゃう」とも。どうやらこのハンバーグプレートもその1つのようです。

山下が自ら取材OKを勝ち取ったとんかつ店では、そのおいしさに「通っちゃうかも、ここ」（山下）「オレも来よ。絶対ここで会うね（笑）」（ウエンツ）とリピーター宣言していましたが、「店がどこにあるか一切わからないように」というのが取材OKの条件。けれども、インターネットで「代官山」「とんかつ」とでも検索すれば店名くらいすぐに明らかになってしまうのが今の時代。ファンが押し掛けなければ良いのですが……。