吾郎ちゃんの無表情率ってちょっと普通じゃない！

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12月も後半に入り、年末年始の注目番組のニュースが一気に増えた「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）12月22日号。中でも気になるのは、2015年1月1日にオンエアされる特番『元日はTOKIO×嵐』（日本テレビ系）。通算5回目となるこの企画、15年はTOKIOがトップアスリートたちを招いた対決企画『ウルトラマンDASH』、嵐は各メンバーが14年の“顔”となった人々をおもてなしする『嵐にしやがれ元日SP
嵐旅館』という内容。

昨年に続き、合同記者会見に臨んだ2組。前半は番組内容などを真面目に語っていたのですが、司会者からの“2015年はどんな年にしたいですか？”の質問に、松岡昌宏が「（嵐に向かって）どうですか？　ほら！　ひとりひとりがしゃべってたら時間が掛かるから！」と“口撃”をはじめ、長瀬智也が「16年目！」、国分太一も「デビクロくん！（編注：相葉雅紀の主演映画『デビクロくんの恋と魔法』）」と横からヤジを飛ばす形に。

指名された相葉は「ハワイでライヴをやったことによってちょっと……僕ら自身も振り返ることができたというか。（中略）（松本潤に向かって）よね？」と助けを求め、松本も「は、はい！」とTOKIOのテンションにやや逃げ腰。櫻井翔が「これからも引き続き頑張るってことですよね！」と助け舟を出すと、国分が「これね……まさか、なんだけど……（TOKIOも）同じ意見！」、松岡も「一緒だねえ！　ビックリした（笑）」などと言い出し、去年の会見同様、収拾がつかない状況になっていました。メンバーそれぞれが冠番組を持つなど、すでにベテランの風格漂う嵐がこんなにも慌てる場面を見られるこの顔合わせ、貴重といえば貴重なのではないでしょうか。

ほかにも、12月29日にはHey!Say!JUMPのフジテレビ系初の冠特番『いただきハイジャンプ』がオンエア。先輩である関ジャニ∞の大倉忠義がプロデューサーを務めるこの番組では、“寝起きドッキリからの50m走”などのドS企画を実施したのだそう。収録当日の夕方に行われたインタビューでは大倉への感謝の気持ちを語りつつも、後半にはドッキリを仕掛けられたメンバーの恨み節が炸裂！

「正直、今までJUMPはこういう（編注：ドッキリ系の）企画が一切なかったので、これからこういう企画が来るんだぞっていうのを感じてしまって。（中略）物事がちょっと、信用できなくなってしまうのかなっていう（笑）」と伊野尾慧が話せば、普段は温厚な知念侑李が「この番組が2回、3回と続いたら、大倉くんに仕返しに行きます」、岡本圭人も「（大倉は）ホントに大好きな先輩なんですけど、今日でちょっと嫌いになりました（笑）」とぶっちゃけ。JUMPのメンバーがそれぞれ、これまでにテレビでは見せたことのないような素の表情を見せるというのが見どころのこの番組、オンエアが楽しみです。

さて今号の表紙を飾っているのは、ライヴDVD『Mr.S“saikou de saikou no CONCERT TOUR”』を12月10日にリリースしたSMAP。5人それぞれのインタビューでは、ツアーの裏話のほかに14年の活動を振り返っているのですが、この話題でどうしても避けられないのが、アラフォーのメンバー全員が限界に挑戦した伝説の『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』（フジテレビ系）の話題。

「最近、こういう振り返りの取材では、すごい“27時間のことを話すんでしょ圧”を感じます（笑）。（中略）SMAPとしての新しいチャレンジは、昨年なら“5人旅”、今年は“27時間”だったかなと思います」とリーダーの中居正広が語れば、稲垣吾郎も14年で一番印象に残った活動として同番組を挙げて「森（且行）くんの手紙もビックリしましたし。まぁ、僕だけ無表情だったって話もありますけど」とややクールにコメント。香取慎吾は番組の準備期間に主演ミュージカル『オーシャンズ11』が入っていたそうで、「（同番組のスタッフと打ち合わせしつつ）オーシャンズのメイクをしながら衣装に着替えて。『うん、とりあえずそれ話してみて！　じゃあ行ってきます』って舞台に出ていったんですよね」とサラリと語っていますが、ベテランの彼らがこの1年、例年にも増して怒涛の日々を送っていたことがうかがえます。

そして香取も「DVDを発売してもまだ終わらない」と笑っていましたが、1月12日のナゴヤドームまで続くこのツアー、後半戦では前半戦にはなかった新たな企画も考えているそう。15年も引き続きファンへのサプライズを仕掛けるSMAPから、当分目が離せそうにありません！