苦労売りはうんざりと思っていながら、泣いちゃうエピソード

1月15日放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』（TBS系）に、16日からスタートしたドラマ『ウロボロス～この愛こそ、正義。』（同）にW主演する生田斗真と小栗旬が登場。知られざるプライベートや、嵐への思いを明かしました。

生田と小栗は、ドラマ『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』（2007年、フジテレビ系）で共演して以来の大親友。小栗から「今帰ったよ」とのメールに、生田が「おつかれさま。今日も頑張ったね」と返信するなど、まるでカップルのような親密さで、もちろん一緒に酒を飲むことも多いとか。番組は、2人が行きつけの店で飲む様子に密着。飲み始めると長いそうで、その話に櫻井が「うちの松本（潤）と仲良いですよね？　松本も酒が（嵐）5人の中でダントツ長いんですよ。なかなか帰らない。帰らない3人が一緒に飲むと、何時まで飲むの？」と質問。すると「潤が一番長い。潤は帰らない」と2人は口をそろえます。松本は「気がついたらうちのソファで寝てる」（小栗）と文字通り本当に帰らないようで、「結構寂しがり屋」と生田。翌日仕事がある時は生田らより少しは早く帰るそうですが、「『早く帰れよ』ってメールが来る」「早くその会が終わってほしい（と思ってる）」（生田）とのこと。松本は想像以上に寂しがり屋のようです。

生田は13歳でドラマデビュー後、これまでにはブルーリボン賞やキネマ旬報ベスト・テンを受賞するなど、ジャニーズきっての実力派俳優として活躍しています。昨年は『軍師官兵衛』（NHK）でのV6岡田准一との共演も記憶に新しいところですが、岡田は特番で、生田について「完ぺきなんですよね。隙が見当たらないので隙がある生田を見てみたい」と発言していました。

そこで番組では生田の隙を探るべく、4日間プライベートに密着することに。が、指定された集合場所は韓国ソウル。「休みができたら行きたいなと思っていたところがある」と生田が向かったのは、なんと映画『オールド・ボーイ』や『ルパン三世』などの武術監督を務めたヤン・ギルヨン氏主宰のトレーニングジムでした。生田はここへ来た理由を「ドラマ用のアクションの練習」「仕事じゃないけど、仕事につながる」とサラッと話していましたが、休日返上ではるばる韓国までやってくるあたり、仕事に対するすさまじい情熱を感じます。

最終日には番組ディレクターのゴリ押しで食事を2人ですることになりますが、そこで生田はずっと抱えていた嵐への思いを語り始めました。嵐のメンバーでは、相葉雅紀、二宮和也、松本潤と同期の生田。共にジャニーズJr.時代を過ごしたものの、「僕はグループ（嵐）の中に入れなかった人間なので」「嵐がガンってできた時に、バックダンサーをやることになったんですよね。（そこで）溝じゃないけど、隙間がバッてできた気がするんですよ」「一緒に、横一線で頑張ってたはずなのに、前後ができたことが結構ビックリしてショックで。『オレは負けたんだ』って言われてるような気がして、すごい嫌だった」と当時の心境を明かしたのです。

しかし生田は、バックダンサーとして出演した嵐のファーストコンサートで、櫻井の言葉に救われることに。「翔くんが（コンサートの）最後に『すべてのお客さんと、すべてのジャニーズJr.に感謝します』っていうことを言ってて。『やっぱ櫻井翔かっけー！』って。あれはグッと来たなぁ」と語ると、生田の様子をVTRで見ていた櫻井も、当時を思い出したのか思わず涙。さらに生田は「その（挨拶の）後に翔くんがバッとオレの所に来て、すごい小さい声で肩抱いて『斗真、本当にありがとうね』って言ってくれたんですよ。それがすっげーうれしくて」と続け、「翔くんの番組だからとかじゃないよ、本当に」と前置きした上で、「すごい翔くんに感謝してて」と、込み上げる思いを熱く語ります。

1月11日に行われた『ウルボロス』の特別試写会では、主題歌が嵐の新曲「Sakura」（2月25日発売）に決定したことについて「『ウロボロス』は、人を思う気持ちや友情や絆がテーマになっていて、そんな中、古くからの友人である嵐が楽曲提供という形で参加してくれたのはとてもうれしい。友人の1人として、1人の嵐ファンとして、心から感謝したい。嵐のみんな、本当にありがとう。頑張ります！」と述べていた生田。旧友・嵐の強力な後ろ盾を得たこの作品でどんな演技を見せてくれるのか、楽しみでなりません。