SMAPファンの大好物「慎吾＆つよぽんエピ」

＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
香取慎吾（SMAP）

「あの頃の草なぎ剛との日々はスゴイ覚えてる」

2月18日放送の『おじゃマップSP』（フジテレビ系）は「ご当地スターを探せ」をテーマに、SMAP香取慎吾とともにレギュラーを務める、アンタッチャブル山崎弘也の故郷・埼玉県春日部市を訪ねた。ゲストのローラと篠原信一も加わり、4人で地元のスターを発掘して歩く。ザキヤマが春日部を“スター製造エリア”と豪語するだけあって、いろんな地元スターに不思議と出会うのだった。ここで、忘れてならないのは、春日部はSMAP草なぎ剛の出身地だということ。

一ノ割駅前を歩く香取が、「あの改札だわ」と確信めいた表情で突然つぶやく。そこは、香取と草なぎの思い出の場所のようだ。「夜中なのに朝6時出発という設定で、始発が出るぞと支度をして駅まで走る。当然改札が開いてなくて、まだ2時だぜ～と帰る。またパジャマに着替えて一度布団に入るが、また遅刻じゃねえか！　と言って支度して駅に走る。こんなことを延々繰り返した」と香取はグループ結成前のことを楽しそうに話すが、共演者にも視聴者にもその面白さが伝わりにくく、ザキヤマも「なにそれ？」と言うことしかできない。それでも香取は、「あの頃の草なぎ剛との日々はスゴイ覚えてる」と当時を愛おしむような表情を見せる。

さらに歩き進めると、一軒の寿司屋に行きつく。実はこの店も、香取・草なぎにとっては、大いにゆかりのあるお店のよう。小学生の香取がデビュー前、大人ぶった草なぎに連れられ、2人だけで訪れたという“大人のエリア”。香取は「メニューとかないし、入った瞬間に、固まっちゃって……。つよぽんはテンパってた。僕もやばいね……って」と懐かしそうに語る。当時の支払いがどうなったかわからない状況での再来店となったが、草なぎの母が支払ったこと、当時食べた寿司が“上にぎり”だったことを店主から知らされて一安心。当時と同じものを食した香取だったが、ウソ泣きを試みるなど、あえて感激を茶化してみせた。

しかし、やはりこの感激を草なぎと分かち合わずにはいられないのか、香取が草なぎに電話を入れて「あの時、緊張しながらお寿司を食べたの」と当時の心境を伝えると、「オレがおごるって言って、金がなかった」と草なぎ。「あれ、お母さんが払ってたんだって～」と香取が25年ぶりに事実を告げ、「案外ぐっときちゃったよ。お寿司の味なんかわからなかったオレたちが、今いただいたらおいしいって思えるのよ。頑張ったなあ」とうるうるしながらつぶやく。草なぎも「電車が走ってない朝方、コントしながら歩いたもんな」と香取が先に話した同じエピソードを披露し、感慨にふけった。とはいえ、感動だけでは終わらないのがSMAP。「お会計はつよぽんにつけとくから。おごってもらうわ～」と香取は笑いながら話を締めていた。

今回の春日部ロケは、香取と草なぎの“深イイ”話に出会う場になった。夜中というスリル感の中でちょっとした“大人”を味ってみたかったあの頃、金もないのに背伸びして寿司屋に行ったあの頃。そんな思い出の上に彼らの成功があるのだ。