先日実施した読者アンケート「一番好きな、岡田准一出演映画は?」(3月10日~17日)。いまやジャニーズアイドルの枠組みに収まらず、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞をW受賞し、映画俳優の地位も確立した岡田。彼の出演作品の中で、ファンの心を射止めたのはどの作品だったのでしょうか。まずは下位から順位を見てみましょう。
最下位は、残念ながら0票だった『Hard Luck Hero』、そして15位は投票がわずか1票のみだった『Hold Up Down』。この2作品は、V6メンバーが主演だったため、ファンの中では「岡田作品」という印象が薄かったのかもしれません。14位は先日の日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を獲得した『蜩ノ記』、13位は『陰日向に咲く』、12位は『COSMIC RESCUE』、11位は『天地明察』と渋めの作品がランクインしました。
10位は「20代半ばの岡田さんのナイーブな表情、演技に魅せられました」「柔らかい准くんが好きです。この映画の中にいる准くんはとびきり柔らかい」と繊細な演技が支持された『花よりもなほ』、9位『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』は「青春を感じられる」「あれだけ笑えて泣ける映画は他にない」と脚本家・宮藤官九郎が作り出した世界観やストーリーが受けたようです。8位の『SP THE MOTION PICTURE「革命篇」』は「スーツ姿とアクションがかっこ良い」という声があり、7位の『フライ,ダディ,フライ』は「この後のいろんな作品の原点みたいな、いろんな良さが荒削りのまま詰まってる感じで、定期的に見返したくなる」「若い岡田くんの魅力がたっぷり。踊るシーンは、何度も繰り返し見ました」と今なおファンを引き付けている作品のようです。6位は「岡田くん=アクションだけじゃないんだよね!って思わせてくれたから」「呼吸音ですら演技していた」「静なる佇まい」と、“静”の演技でファンを魅了した『おと・な・り』が入りました。そして、ここからベスト5です。
■第5位『東京タワー』
第5位は、ラブシーンやベッドシーンがふんだんに盛り込まれた恋愛映画『東京タワー』でした。ファンとしてはその内容に恥ずかしさや複雑な思いもあったようですが、「とにかく美しかった」「激しいラブシーンなのにとてもキレイでいい!!」「一途な気持ちが伝わってきたし、若いのに色気があって素敵」と岡田のビジュアルの美しさや、“不倫”ゆえの儚さなどが女性ファンに響いたようです。
■第4位『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』
9位となった『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』の前作である、『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』が第4位。『ワールドシリーズ』同様に、「ぶっさんと呼んでしまうほどにキャラのインパクトが消えない。ハマり役」「キャラになりきっていて、笑えるところは飛び抜けて笑える! 泣かせるところは泣ける!」と作品そのものを支持する人が多いようです。
■第3位『SP THE MOTION PICTURE「野望篇」』
SP(セキュリティポリス)とテロリストの奮闘を描いた『SP』シリーズの「野望篇」が第3位に。ドラマ放送の際も作品スケールの大きさは話題になっていましたが、映画版ではよりアクションのクオリティが上がっています。コメント欄にも、「岡田くんのアクションが一番多く出てくる映画だから」「アクションシーンがかっこよく、男らしさを感じる」「この作品に出合った彼の快進撃は凄まじかったと感じるから。確かな手応えがあったと思う。ただのイケメン俳優・ジャニタレではなくなったきっかけの作品」「アクション、とにかくすごい!」と、プライベートでも武術や格闘技を嗜み、芸を磨く岡田の身のこなしが高評価を得ました。
■第2位『永遠の0』
第2位は、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得した『永遠の0』。コメント欄でも「とくかく演技が素晴らしかった」と賛美が相次ぎましたが、特に感動を読んだのは最後のシーン。「最後の敵艦に突っ込むシーン、表情だけで泣かされた映画はこれが初めて」「零戦で突撃するときの表情が今でも忘れられず、号泣でした……」「最後の狂気に満ちた顔を思い出すと泣きたくなります」、そして「最後の表情、原作本を読んでもなぜ? とわからなかったのが、彼の表情を見てわかりました」と、岡田の演技が原作をフォローするほどの力を持っていたと語るファンも。戦地に赴きながも、家族のために帰還を熱望した海軍航空隊員という、男らしさと繊細さを併せ持ったキャラクターを演じ切り、俳優としての真骨頂を発揮した作品と言えるでしょう。
■第1位『図書館戦争』
1位は、『永遠の0』に約40票差をつけた『図書館戦争』です。同作は、作家・有川浩の同名小説が原作で、コミカライズやアニメ化もされている人気作品。その中で、小柄ながらもヒロインがピンチの際には駆けつけてくれる鬼教官を演じる岡田は、原作ファンにも認められるほどのハマり役だったようで、「原作のキャラクターと岡田さんのキャラクターがピッタリで違和感なく映画に入ることができたから」「堂上教官役がはまりすぎ」「原作のイメージにあまりにも完璧にハマっていて胸キュン」「岡田くんのいいところが、すべて出ている映画。 アクションがカッコいい! ツンデレもかわいい!」「堂上教官そのものでした。特にアクションシーンがスピード感があってなにが起こっているのか目で追えないのが印象的です」という絶賛のコメントで埋め尽くされました。「ほどよく恋愛要素が含まれているのが心地よい」という声もあり、シリアスになりすぎないストーリー展開も票の伸びを後押ししたようです。『図書館戦争』は今年10月に実写映画の第2弾が公開されます。“怒れるチビ”こと堂上教官のアクションと、ヒロイン・笠原との恋愛模様はどうなるのか、期待が高まりますね!
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Atsuko より 2015年3月23日 11:30 AM
演じる役を、どんな役でも自分自身にしてしまう凄さに感動します.コツコツと進化していく様が頼もしい.V6凄い!
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