この中居くんの偽りの笑顔、たまらないッス！

3月24日放送の『中居正広のミになる図書館』（テレビ朝日系）。さまざまなジャンルの専門家が、一般視聴者にとっての「知らなきゃ良かった」という秘密を暴露する企画の中で、SMAP中居正広とKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が自身の交友関係を明かしました。

中居が藤ヶ谷に「どんな友達がいますか？」と尋ねると、藤ヶ谷は「昨日は小栗旬さんと松本潤くんと一緒に……」とできたてホヤホヤのエピソードを明かし始めます。中居含め出演者たちは「かっこいい～！」とざわつき、特に劇団ひとりは「どういうお店に行くの？」と興味津々。「いやまぁなんか、よく行く“バー”みたいなとこなんですけど」と藤ヶ谷が答えると、期待を裏切らぬ発言に出演者たちは再び「バー！」と沸き、基本的に家飲みしかしない中居はツバを飛ばしながら、「本気で言ってんの!?」と驚きます。

驚いたのは視聴者も同じで、「なんだそのイケメン会は！」「おしゃれすぎる」「豪華やな～」とSNS上で盛り上がり、ファンからは「ガヤさんも小栗会の一員になったのね」「たいちゃん、小栗会入会おめでとう」との声も。この“小栗会”と呼ばれる集まりについて、嵐・松本潤は以前別の番組で「30人強のひとつのグループ」であると明かし、お互いの友達を呼び合っていると語ったことがありました。小栗や松本のほか、生田斗真や綾野剛、山田孝之、藤原竜也らも属するというそのグループに、ついに藤ヶ谷も呼ばれて参加するようになったということのようです。

その後も出演者たちから「何時ぐらいまで飲んでたの？」「松潤ってさ、なに飲むの？」と質問が相次ぎ、藤ヶ谷は「昨日は3時半ぐらいですね」「（松本は）ビール飲まれたりハイボール飲まれたりとか」と答えます。これほどのメンバーが集まれば目立たないよう個室を利用しそうなものですが、藤ヶ谷いわく「個室じゃなかった」とのこと。そのため「会計された女性が『握手してください』って来て。熱い会話が聞こえてても関係ない」と、松本や小栗が周囲を気にせず芝居に関する熱いトークを繰り広げていたことを明かすと、中居は「スターの条件！　見られることになんの抵抗もないの」「割り切っちゃってる。スターって」とこれを評します。

実際、劇団ひとりは、タモリに食事に連れて行ってもらった先が個室ではなく大衆居酒屋だったことがあるそうですが、中居は「オレ絶対無理だもん！　個室じゃないとダメ」「見られるからトイレも本当は行きたくないくらい」と外で飲むこと自体に抵抗があるよう。そのため「家でしか飲まないから。それ以外は全部麻雀だから」と行動範囲が狭く、しかし通っている雀荘だけは「そこはねぇ、みんな知ってる人なんだよね」と気を許しているよう。中居とプライベートでも付き合いのある劇団ひとりも「なぜか雀荘にはすっごい心開いてるんですよ（笑）」と頷きます。

しかしながら劇団ひとりには中居に対する疑問があるようで、「中居さんって、オレのことどう思ってるんですか？　友達にカウントしてます？」と不安げな表情を浮かべます。というのも彼は中居の連絡先を知らず、共通の知人である“メガネ屋さん”を介してコンタクトを取っているらしいのです。「間に必ずメガネ屋さんがいるんですよ。オレが（中居に）連絡取りたい時に、1回メガネ屋さんに連絡すると、メガネ屋さんから（中居さんに）連絡がいくんですよ」と面倒な過程があり、しかし中居は「メガネ屋さんに電話すれば、劇団のスケジュールはわかるから」と連絡先を教えるつもりはないよう。これに対し劇団ひとりが「いや、でも『あけましておめでとうございます！　本年も……』みたいなのあるじゃないですか」と、用事以外でも連絡したいとすがるも、中居は「それちょっと重いねぇ」と苦笑い。完全に拒否されてしまった劇団ひとりは「じゃあ、いいです！」と半ばキレながらあきらめたようでした。

番組後半には、医師の石川善樹氏が予防医学の見地から「友達が少ない人は早死にする」「健康長寿のためには最低3つのコミュニティーに属すことが大事」と述べる場面も。中居は自身のコミュニティーを「メガネ屋、地元の友達、SMAP……」と言って安堵していましたが、3月20日放送の『してみるテレビ　教訓のススメ』（フジテレビ系）では、ダウンタウン松本人志も「友達と言える芸能人」として唯一中居の名前を挙げていました。人との関係に慎重な中居ですが、その分、本当に心を許した相手からの信頼は厚いのかもしれません。