<ジャニタレドラマ・ネットの声>
■『アルジャーノンに花束を』(TBS系、毎週金曜午後10時~)初回視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
山下智久主演ドラマ『アルジャーノンに花束を』が4月10日にスタートしました。原作は米作家ダニエル・キイス氏の同名小説で、2002年にはユースケ・サンタマリア主演でドラマ化。今作で脚本監修を担うのは、『高校教師』(同)や『明日、ママがいない』(日本テレビ系)など、多くの話題作で知られる野島伸司で、山下は28歳だが知能は6歳並みという知的障がい者の白鳥咲人を演じています。
第1話は、ワケありな若者が集まる花の配送センターで働く咲人が、同僚の柳川隆一(窪田正孝)と共に望月遥香(栗山千明)の家へバラの花束を届けに行く場面から始まります。キラキラと光る遥香のイヤリングに大好きな母親の姿を重ねる咲人。「バカは嫌い」と虐げられてきた彼の夢は、母が望む「おりこうさん」になることでした。一方で、遥香が勤務する「脳生理科学研究センター」では、白ネズミのアルジャーノンの知的能力を上げる研究に成功。被験者となる知的障がい者を探していた時、望月の同僚・小久保一茂(Sexy Zone菊池風磨)が管理していたアルジャーノンが逃げ出してしまい……という展開でした。
原作が世界中で愛される大ベストセラー小説、しかもユースケ主演版の評価が高かっただけに、放送前から山下の演技力を不安視する声が上がっていた今作。放送後の視聴者の反応は、「違和感ない」「やまぴー頑張ってるじゃん」との声が上がる一方、「いつもの演技と一緒じゃない?」「山Pには荷が重かったか」と賛否。そもそも「下手というよりこの役に本当に合ってないと思う」「顔がかわいいのが邪魔してる」と、山下の整った顔立ちが役柄に合わないとの声も上がりました。
しかし不安を感じていたのは山下自身も同じ。「今までに見せたことのない自分を見せるというのは、自分の中の不安要素のひとつだと思います。プレッシャーを感じながら、自分との戦いだと思って演じています」(「TVnavi SMILE vol.16」産経新聞出版)と必死で、クランクイン前には知的障がい者の就労支援施設を訪れ、「同じ知的障害者の方でも個人差があるんですよ。(中略)ただ、しぐさや声のトーンに似たところを感じたので、咲人にも取り入れさせてもらってます。それとピュアさみたいなのも共通してる気がしましたね」(「TV LIFE Premium Vol.13」学研パブリッシング)と演技の軸となるものを見つけたよう。番組公式HPのインタビューでは苦労したこととして「ハンディキャップの部分をどこまでどう表現するか」を挙げ、「やり過ぎてもちょっと違う風に見えてしまうでしょうし、その逆に抑え過ぎても伝わらないと思うし…。そこは撮影しながら掴んでいくしかなかったので、監督と相談しながらやっています」と明かしていました。
そんな彼の葛藤は、身近に障がい者がいるという視聴者や知的障がい者をサポートする施設で働いているという視聴者には強く響いていました。Twitterでは、「彼ら独特の柔らかい空気感まで出せている俳優さんは初めて見た」「感情を素直に表すという演技は素晴らしい。少なくともわたしの周りの人は、彼が真摯に役に向き合っていると評価しています」「とても自然に個性を表現した演技だと思います」と、山下の、柔らかく、決して“やりすぎない”演技を評価する意見が上がっていました。山下の脇を固める窪田、工藤阿須加、萩原聖人、いしだ壱成らの安定した演技も功を奏し、作品に対しては「思ってたより良かった」「見応えあった」「癒やされた」「来週も見るよ」との声が多く見られました。
今後咲人は「おりこうになりたい」という思いから、アルジャーノンの実験を行う蜂須賀大吾(石丸幹二)の手術を受け、天才へと変貌します。脚本の野島は「役者として一人二役を演じる、なおかつその繊細に変わりゆく姿すら演じるという最高難度の芝居が要求される。山下君なら越えてくれると信じています」と期待を寄せていますが、山下はこの難役をどう演じ切るのでしょうか。物語の行方とともに、最後まで目が離せませんね。
コメント
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ユースケさんがやってたのは覚えていますね。見てませんでしたが・・だけど
この時のドラマも当初は批判してる人が多かったんですよね。
海外の俳優の方が演技が上手いとか、原作通りの主人公になってないとか
あと酷いのは俳優辞めた方がいい・・などと書かれてることもあったそうです。
なのに終わってみるとドラマ界の記憶に残る作品になりましたよね。
ユースケ・サンタマリアさんは素晴らしい俳優さんだと思いましたね。
今回も、いつもの演技と一緒だとか顔が可愛いとか役があってないなどの意見って
ハッキリ言って意味が解りませんね。
実は私も知的障害者や自閉症などの若者と触れ合ってきた人間です。
健常者と同じで全く同じ性格の人は1人もいません。みんな、それぞれの個性があって
性格もみんな違います。
私が驚いたのは、その中でも山下さん演じる咲人と本当に良く似た人もいることです。ビックリするくらい似てますね。
しぐさ、話し方、声のトーンなど、挙げればキリがないですが、山下さんは本当に良く勉強されたんだな~って思いました。批評されてる方に聞きたいです。
こういう役を演じるとき、じゃ、どう演じれば『上手い』ってなるんでしょう。
健常者のエゴではないでしょうか。障害者の方たちを一括りに同じに思わないでください。
それぞれ話し方も、しぐさも、行動も1人1人個性があります。それを忘れないでください。それから最後に、本当にこちらで書いてくださってるように、このドラマは最後まで目が離せませんね。私も見ています。2話が楽しみです。
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私は野島さんのドラマが大好きです。
山下智久さんも大好きです。
原作も、以前のドラマも大好きでした。
はじめはどんなに悲劇で押してくるのかと思ったのですが思いっきり裏切ってくれましたね!
もちろん三回は泣きましたけど、悲しい気持ちよりすごくあったかい気持ちが残り心地よさにびっくりです。
ドリームワークスの設定が良かったのだと思います。少しからかうくらいで凄惨なイジメがなくて。
この友情が手術をしたことでどうなるのかとても心配で気になって仕方ありません。原作みたいになっていくのか、ドラマは全く違うようになるのか今後もすごく楽しみにしております!- -
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最近は、毎週必ずリアルタイムで見たい!と思えるドラマが少なかったけれど、この山下さん主演の「アルジャーノンに花束を」は、金曜日の夜10時が来るのがとても待ち遠しい位の素晴らしい内容だと感じました。
そして、何度もリピートしたいので、毎週録画予約もしています。
とにかく、いろいろな場面に感動しました。
こういう難しい役に対しては、いつも必ず賛否両論があるし、あって当然だと思いますが、Twitter等を検索して見る限り、高評価の方が断然多く、いろいろな人達の話題に上がっていました。
今後の野島脚本の展開に大いに興味があるので、2話以降もとても楽しみです。- -
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放送後、私のまわりでは感想を語る人がたくさんいました。その中で驚いたことがあります。
身近に障がい者の方とかかわりのない方の多くに、「ヤマピーでは、障がい者の役が似合わない。」という感想の方が多いと言う事です。それに対し、障がい者施設で働いている方、障がい者の身内がいる方からは、「ヤマピーはどうしてリアルな障がい者を演じることができるの?」「ヤマピーの演技はすごいね」などの感想を聞きました。
ふたつの違いを考えるとき、健常者の多くは、障がい者に対するイメージが偏見に満ちていると感じざるをえませんでした。
このドラマが、それらの偏見を払しょくし、障がい者も健常者も同じ人間として心通わせ、共に生きていける社会をつくるきっかけになってくれればいいな、と思っています。
原作は悲しい結末だけれど、野島さんの脚本ではどうなるのか?
期待を込めつつ、毎回、必ず観ようと思っています。
そして、いろんな意見を戦わせながらも、それらが良い方向へと昇華していけるように願っています。- -
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第2話は、1話以上に泣かされました。
特に、山下さん演じる咲人くんが、バカだから...友達いない!と泣きじゃくる場面は、涙腺崩壊でした。
ピュアでかわいい咲人くんを抱きしめてあげたい心境にかられた人も沢山いたみたいなのは、納得です。
このドラマは、何度見てもウルウるしてしまうから、お出かけ前には絶対に見てはいけないドラマですね。柳川くんや蜂須賀先生のワケ有りの状況も判明して、夫々の演技も素晴らしかったです。
来週は、 咲人くんが手術を受けるので、今後の展開から益々目が離せなくなってきました。
もう来週の金曜日夜10時が、とっても待ち遠しいです。
本当に、素敵な見応えのあるドラマに仕上がっていると思います。- -
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山ピーじゃなくて前田公輝くん目当てで見たんですけど山ピーの演技に吸い込まれました。
1話ももちろん感動しましたし色々考えさせられました。
2話は何回も何回も繰り返してみました。
友達じゃないと言われたときの顔。
友達だからお金を躊躇なくだすところ。
病院の待合室で泣いてしまうところ。
全てに感動しました。
仕事をしながらこのドラマを思い出して胸がいたくなることもあります。
最終回まで全部絶対に見ます。
批判の声なんて気にしないで頑張ってください。
サクト好きですよ!
谷村さんのふつうってなに?って言葉はとてと心に響きました。
こんなに心が洗われるドラマを久しぶりにみました。- -
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ドラマということを忘れるぐらぃ山Pの演技に引き込まれて、言葉にならない感動で、見終わったあと心が温かくなります★
何度も見たくなるドラマは初めて!
山Pでゎなく咲人がそこに存在するかのようで、愛することや愛されることの意味を、本当の友達とは。。普通ってなんなのか、そんな人として大切なことを教えてくれる。
家族や友達……人間関係が希薄化していると言われる今の時代、誰かを否定することで気持ちを保とうとする人たち、生きづらい社会だからこそ、アルジャーノンを多くの人に見てほしぃ。
15年知的障がいのある人たちと一緒に過ごしてきた私の心には響いています。山Pの咲人が☆
数字や一部の心ない言葉に惑わされず、伝えたいメッセージを届けてくださぃ。- -
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pink より 2015年4月15日 9:20 AM
pink後の心が穏やかに目頭が熱くなっている自分を感じ、始まる前からのネットでの批判やらで不安を抱いたことに反省させられるような素敵な一話でした。前作との比較やキャスト 個人の演技力とか問題外のこころがあつたかくなるドラマです。素晴らしい!!
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