視聴率はイマイチながらも『リスクの神様』の実力派俳優の中でも光る、森田剛の演技

2015.7.13

視聴率はイマイチながらも『リスクの神様』の実力派俳優の中でも光る、森田剛の演技

ジャニーさん&蜷川さんラジオでも「変わった子」と褒められてたモリゴウ先輩

<ジャニタレドラマ・ネットの声>

■『リスクの神様』(フジテレビ系、毎週水曜夜10時~)初回視聴率7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

V6森田剛の約8年ぶり民放連続ドラマ出演作となる『リスクの神様』(7月8日にスタート)。物語は、これまで数々のトラブルを解決してきた伝説の危機管理専門家・西行寺智(堤真一)が、日本最大の商社・サンライズ物産に危機対策室長として迎えられ、帰国するところから始まります。その頃サンライズ物産では、電機メーカー・生島電機と共に新素材を用いた次世代バッテリー「LIFE」を開発。同時に新会社「ライフパワー」を設立し、社長には生島電機専務の生島徹(風間トオル)が就任。商品開発担当役員には東大卒の帰国子女である神狩かおり(戸田恵梨香)が、入社10年目にもかかわらず大抜てきされます。世界中から注目を集める「LIFE」。第一話は、完ぺきだと思われていた「LIFE」内蔵の自走式掃除機が立て続けに発火事故を起こし……という内容でした。

古田新太や小日向文世、田中泯ら実力派俳優が脇を固めたことでも注目を集めていた今作。しかし同時間帯には、前作が平均16.0%を記録した杏主演『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)のシリーズ2作目が放送され、結果は『花咲舞~』が14.7%、『リスクの神様』が7.0%と惨敗。しかしTwitterや番組HPには「久しぶりに中身の濃いドラマを見た」「最近にない重厚なドラマ」「来週が待てない」と高い評価が寄せられ、個性ある俳優陣に対しても「くせ者だらけの癖になるドラマ」「演技に隙が無い」との感想が書き込まれていました。両ドラマを見た視聴者からは「杏ちゃん大好きなんだけど、リスクの神様、ほんまに面白かった」「花咲舞より話がきっちりしていた。逆転に期待します」との声も上がっており、今後の視聴率挽回も大いに考えられそうです。

森田が演じるのは、西行寺の右腕・結城実。その初登場シーンは、白衣にメガネ姿で、神狩に事故製品の検査結果を伝えるという場面でした。一見マジメな研究者かと思わせますが、実は結城は、ハッキングから張り込みまで法律すれすれの危険な仕事も淡々とこなしてしまう渉外担当。終盤にはタイトな黒スーツでチャラチャラと登場し、スナックを口に放り込んでニヤつきながらエロ本を読むなど、1話の中でも異なる顔を見せていました。

森田はインタビューのなかで「(結城は)どこか肝が座っているんです。なので、監督からはその余裕な感じを出してほしいと言われました。それに加え、“男の色気”を出してほしいって」「意識しているのは、“一歩引きながらも、反応は早く”ということ。何だかニヤニヤしてるんだけど、次の作戦を考えているときの反応は誰よりも早い…という感じにできたらいいな」(「TV LIFE Premium Vol.14」学研パブリッシング)と語っていますが、初回からすでに役を自分のものにしているよう。久しぶりに森田の演技を見た視聴者からも「剛君に最初は気がつかなかった! すごくなじんでいてうまい」「ナチュラルすぎて驚いた。悪目立ちすることなくいい感じ」と、実力派俳優に溶け込む森田に驚いた人も多いよう。また「想像以上に演技が素敵で、特に表情が最高にかっこよかった」「舞台で芝居を鍛えてきたから表情の作り方がうまい」と、短いシーンにもかかわらず、その繊細な演技力で確実に存在感を示しました。

2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』に出演したものの、07年放送の『喰いタン2』(日本テレビ系)以降は俳優としては主に舞台に活動の場を移していた森田。その才能は、蜷川幸雄や宮本亜門ら日本を代表する演出家からも高く評価されており、舞台ファンは今回のドラマ出演を「普段は(チケット代)1万2,000円の激戦を勝ち取ってみることができる森田剛の演技が、無料で自分の家で見れる。最高すぎる」と喜んでいます。次週は森田演じる結城が、食品会社の異物混入事件に対応。宮本が「世界に通用する才能」と絶賛した森田の演技に注目です!

コメント

  1. サト より 2015年7月13日 3:03 PM

    出演箇所では、渋い演技で魅了してくれてかっこいいなぁと思いました。

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