野心をチョロチョロ出す時期になりましたか？

＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
中居正広（SMAP）

「（ジャニーズの社長という立ち位置は）嫌いではなさそうな気がする」

SMAP中居正広が発言した、「嫌いではなさそうな気がする」の主語は何なのか!?　それは“ジャニーズのトップになること”である。つまり、“ジャニー喜多川社長の位置に立つことは嫌いではなさそう”と言ってるわけだ。予想外の中居発言に正直ビックリした!!

この発言が飛び出したのは、9日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）でのこと。芸能ニュースやワイドショーネタを独自の視点で掘り下げるコメンテーターのひとりとして出演し、「楽天・田代富雄打撃コーチの辞任は、三木谷浩史球団オーナーの現場への介入があったからではないか？」という内容に及ぶと、中居は「この球団はこういうルールですよってなったら、従わなければならない」と持論を展開した。

介入度合いについて「線引きって難しい」と話した中居だが、例として「ジャニーズ事務所の組織として、1回1回ジャニーさんが（現場に）来て、“YOU、それこっちじゃないか”とかディレクターに言っている。それは入っちゃだめだよって」とジャニー社長の名前を引き合いに出しながら説明。そこに、ダウンタウンの松本人志がすかさず「中居くんは、ジャニーズのトップになる気はあんの？　それこそ社長みたいな」と喰らいつく。突然の問いかけに「それは全然ないです。ないです」と一度は否定したものの、「やってくれって言われたら？」という松本の間髪容れない問いかけに、少しの間があり「嫌いではなさそうな気がします」と胸の内を明かした。

ただ、「ジャニーさんの新しいグループの発掘ってすべてジャニーさんが発掘しますから、その目はない。売れるわけないなと思ったりするチビちゃんがいますけど、やっぱり（成長とともに）華が出てきますからね。ハズレがいないというか、そんなかっこよくなるかなって」と珍しくエキサイト気味に話した。

中居は、プロデュース力はもとより、ジャニー社長のように人を見る目、タレントの将来を見越した先見の明を持っていることが、社長としての絶対条件だと感じているようだ。後輩グループの舞祭組のプロデュースを手掛けたという実績を持ち、後輩からの信頼と羨望を集める中居ですら諸手を挙げて賛美するジャニー社長。その偉業はファンが思うよりも、所属アイドルから眺めるほうがはるかに大きく感じるのだろう。