今年はデビュー20周年のメモリアルイヤーということに加えて、8月に放送された『24時間テレビ』でHey!Say!JUMPとともに2世代メインパーソナリティを務めてこともあり、テレビ番組や雑誌などの露出が非常に多いV6。「Wink up」2015年10月号(ワニブックス)でも、表紙と巻頭特集に登場し、20th Century(トニセン)とComing Century(カミセン)に分かれての対談や、過去の「Wink up」に掲載された写真との比較、Hey!Say!JUMPからの質問に答えるコーナーなど、さまざまな企画で20年の歩みを振り返っている。
メンバーの証言や写真比較などからわかった、デビュー当時から一番変ったメンバーと言えば岡田准一。まずはその容姿の変化が、カミセン座談会でやり玉にあがった。座談会中に昔の誌面を見ていると、岡田が一時期カラーコンタクトを入れていたことが発覚。すかさず三宅が、「どうなの、これ? カラコンしてた自分を見てどうなの!」と畳みかけ、岡田も「いやっ…まぁ、(当時)22歳ぐらいですからね。許してあげましょうよ」「そう…25歳まではね? 2005年までは細くいようて決めてたの」とタジタジ。近年ではカリやジークンドーといった武術を習得し、体もグッと厚みを増して、アクションシーンもお手のものになっている岡田だが、デビュー10周年まではアイドルらしいビジュアルをキープしようと決心していたか。
昨年は日本アカデミー賞で、最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞するなど、役者としても高く評価されている岡田。V6の一員というアイドルと、役者を上手に両立しているように見えるが、実は知られざる苦悩があったよう。それはHey!Say!JUMP伊野尾慧からの「これまでのメンバーからの言葉で、印象に残ってるものってありますか?」という質問に対する答えで吐露された。
「“アイドルとしての誇りを持ってくれ”って言われたこと。いつごろかなぁ? 13年目ぐらい…僕が反抗期だったころ(笑)。反抗期というか、“その先”を見たくてしょうがない時期があって。そのときに健くんに言われて…メンバーに言わせる言葉ではないなって。そこまで言わせたってことを反省しました」
岡田のいう「13年目」は、2008年前後。V6のバラエティ番組『学校へ行こう!』(TBS系)シリーズが終了する一方、岡田の代表作ともいえるドラマ『SP』(フジテレビ系)シリーズが始まり、主演映画『陰日向に咲く』(08年)、『おと・な・り』(09年)が公開されるなど、俳優としてはノリに乗っていた時期。もしかしたら、アイドル業よりも俳優業としての“その先”に夢中だったのかもしれない。
俳優・岡田のはやる心を押しとどめてくれた三宅とは年々良好な関係になっているようで、誌面で「デビュー当時とイマ それぞれの距離感」を写真で表現するコーナーでも一目瞭然。デビュー前は「だってすごい先輩だもん」と遠慮しながら、三宅との距離をとった岡田。しかし、“イマ”の写真では力いっぱい三宅を抱きしめる岡田と、彼にチューしようと口を尖らす三宅という愛のあふれるショットになっている。
「Wink up」で、V6リーダーの坂本昌行は、Hey!Say!JUMP高木雄也からの「これまでにグループとして“ピンチ”と言えることってありましたか?」という質問に、「やっぱりグループをやってると、それぞれ“個人”を見つめたくなる時期があって。ひとりが外を向きはじめると『俺もっ!』って、みんな外を向きがちになっちゃう。当時俺はすごく不安だったけど、今思えば、それはV6というものが色濃くなるための大事な時期だったと思うよ」と振り返っている。岡田の“反抗期”も、グループにとっては必要な時間だったのだろう。ピンチを乗り越え、メンバー仲も深まったV6が「中年期のアイドル」として今後どういった存在になるのかが、楽しみだ。
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サト より 2015年9月27日 12:28 PM
V6の関係性ってとても素敵だと思います。
健くんのアイドルとしての言葉を聞くと、健くんのソロ曲『悲しいほどにアイドル』がよぎります。
ファンのためにアイドルでいてくれるV6が大好きです。
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