慎吾ちゃんは芸能人と連絡とらないことで、なにか願掛けをしてるんじゃ……

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
香取慎吾（SMAP）

「（連絡先は）もらわないし、あげないし」

『笑っていいとも！』（フジテレビ系）が終了して1年半、SMAP香取慎吾が久々にタモリとトークで盛り上がる姿が放送された。

『いいとも』のグランドフィナーレで、香取がタモリへの思いをストレートに吐露したスピーチは記憶に新しい。「つよぽん（草なぎ剛）がすごく仲良くて、タモさんちに行ったりするの、ずっと羨ましかったです!!　僕、携帯の番号を教えたりとかあんまそういうの苦手な人で なかなかタモさんと話す時間もなかったりして……」と、人付き合いが苦手な性格ゆえ、タモリとプライベートで交流する草なぎや中居正広をうらやんでいた。

『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）などの他番組では会っているものの、じっくりと語り合う機会はなかった。そんな2人の絡みがメインとなったのが、9月6日放送の『ヨルタモリ』（フジテレビ系）。番組の舞台である、宮沢りえがママを務める“WHITE RAINBOW”というバーに慎吾が来店し、タモリ扮する「タモリの友人・吉原」と同席するという設定だ。そこで、「タモさんともう会えないんですよ。前『いいとも！』のときは、毎週会ってたのが、それなくなってから、もうほぼ会わないですね」と胸の内を伝え始める香取。“バー”の常連客のひとり、エッセイストの能町みね子が「電話（番号）とか聞かないですよね、香取さんって」とツッコむと、「もらわないし、あげないし……」と即答した。

涙を流しながら『いいとも』の最終回を惜しんだ香取なのだから、あのスピーチの後になんらかの手段を講じて、タモリに連絡を取ればプライベートな交流ができたのでは…!?　しかし会話から読み取る限りは、この1年半、香取がタモリに連絡を取った形跡はなさそうだ。ともあれ、この日の共演が、実質的な再会の場になったようで、香取の喜びようは相当なもの。アルコールが回ってくると、タモリと香取だけに通じる「セックスマシーン」「Yes！」と掛け合いを始め、2人だけの世界観を満喫。最終的には、ハイボール10杯を空ける飲みっぷりで、香取が終始ご機嫌だったのは言うまでもない。

3年前の『SMAP×SMAP』（同）では、NHK大河ドラマ『新選組！』で共演した山本耕史が、勝手に香取の携帯電話から自分の電話にかけて番号を盗み取ったというエピソードが明かされた。逆を言えば、頑ななまでに香取はプライベートでの交流を嫌がっていたということ。しかし、押しの強さで女優・堀北真希を妻にしたのと同様に、強引な行動に打って出た山本の“執念”で、いまではすっかり気心の知れた友人になったよう。

タモリは香取にとっては大先輩なうえに、強引に交流を図るタイプではない。ただ、今回の共演を機に香取が「もらわないし、あげないし」という長年のポリシーを曲げて連絡を取り始めてほしいが、はたして……？