嵐センパイってば、スケスケ衣装で少女の性の目覚めを誘う気？

　「オリスタ」11月2日号（オリコン・エンタテインメント）には、嵐の5人がそろって登場！　10月21日にリリースしたニューアルバム『Japonism』や、9月に宮城県・ひとめぼれスタジアムで行われた『ARASHI BLAST in Miyagi』について、個別インタビュー＋全員インタビューでたっぷりと語っている。

　新作アルバム『Japonism』は、「日本ということに目を向けたり、ジャニーズで自分たちがやって来たこと、“原点回帰”を意識してやってみようっていう」（松本潤）というコンセプトのもと、これまでにない作風にチャレンジ。祭り囃子のテイストを取り入れたリード曲「心の空」では、現在イギリスを拠点にし、“国外から見た日本”を知る歌手の布袋寅泰に楽曲を依頼したり、通常盤に、2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』（NHK）のために制作され、以降もたびたび披露されてきた合唱曲｢ふるさと｣を収録するなど、強く“和”を意識した内容に。

　また一方で彼らの原点である“昭和ジャニーズ”をテーマにした楽曲も収録されており、「マスカレード」には少年隊の名曲「仮面舞踏会」の編曲者である船山基紀を迎えていることにも注目だ。リーダーの大野智も「当時はめちゃくちゃカッコ良かったこういう曲調を今、僕らがこれをどうカッコ良くできるかっていう」と、最新鋭のサウンドを駆使した昭和ジャニーズナンバーへの意気込みを語っている。

　このアルバムを引っさげたツアー『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』が11月6日からスタートすることもあり、取材当時は各自がソロ曲のパフォーマンスの準備なども進めていたそう。情熱的なラテンテイストのナンバー「Rolling days」を歌う櫻井翔は「（演出は）今はいえないんだけど、コンサートに来てもらえたらわかるんじゃないかな。（中略）みんなに聴いてもらって、コンサートで観てもらって、初めて完結する曲になってますね」とニヤニヤ。ダンサブルな二宮の「MUSIC」については、「久々に、踊る二宮和也を観られるでしょうしね」（松本）、「俺がこの曲で踊らないってなったら、もう一生踊らないでしょうね」（二宮）などと、インタビュー中にもさまざまな“前フリ”が。さらにコンサートの演出を担当する松本から全員にある“お題”が課せられているそうで、「僕だけまだ取り掛かってないし。（中略）みんな、大分前からやってるのにね（笑）」（大野）、「早くやれよ!!（笑）」（二宮）と夏休みの宿題を語る小学生のような会話もあり、ツアーへの期待を十二分に煽る内容になっている。

　ちなみに特集の扉ページには、古めかしい洋館をバックに人力車や和傘を使ったショットが使われているが、小雨の降る撮影中は櫻井＆相葉雅紀が傘に入って談笑。撮影後も「いや、僕たちは、このままで（笑）」と相合傘でスタジオに移動したとか。また“メンバーからの誕生日プレゼントやお土産で印象に残ったものは？”という読者からの質問には「相葉くんの動物園系のお土産かな。毎回、虎のTシャツをくれるので、家には世界各国の虎のTシャツがそろってますね」（櫻井）、「相葉くんからの（プレゼントの）洋服で私服が成り立ってる（笑）」（二宮）、「番組の企画とはいえ、リーダーの大野くんが作ってくれた帽子をもらったのは嬉しかったです」（松本）などとそれぞれが回答。今やレギュラー番組収録を除いては全員そろわないほど多忙な5人だが、いまだ仲良しエピソードには事欠かないようだ。

　そして、同誌恒例企画「好きなアーティストRANKING」の特集にも嵐が登場しているが、この企画では6年連続で彼らが1位を獲得。10～40代の読者から寄せられたさまざまなコメントに目を通していたメンバーが、13歳の女の子のコメントに目を留め、「（デビュー以降に生まれたということは）俺らのスケスケ時代（デビュー時の『A・RA・SHI』の衣装）を知らないってことだよ!?」（二宮）、「あれ見たら絶望するかも知れない！（笑）」（櫻井）、「どうか見ないで欲しい（笑）」（相葉）と、テンポよいトークが飛び出すほどの盛り上がりだった。

　ほかにも恒例の『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）、『VS嵐』（フジテレビ系）の収録レポートや、メンバー全員が歴史上の人物に扮するCM“日立白物家電”シリーズの撮影レポートなどで嵐が「オリスタ」をジャック。今まさに脂が乗り切った感のある5人の現在を、誌面でじっくりチェックしてほしい。