昨今、社会問題化しつつある、子連れでの公共交通機関の利用。電車利用時の「ベビーカー論争」がその代表格だが、赤ん坊連れでの飛行機利用も大騒動となったことがある。2012年に、マンガ家のさかもと未明が、同乗していた1歳くらいの乳児が飛行時間中にずっと泣いていたため、航空会社側にクレームを入れたことを明かし、タレントのつんく♂やジャーナリストの乙武洋匡氏らがTwitterでさかもとを窘めるような意見を表明。一般ユーザーを巻き込んでの議論が繰り広げられた。
そんな飛行機の乳児同乗問題だが、NEWS手越祐也もそのシチュエーションに遭遇。「ポポロ」2015年12月号(麻布台出版社)では、彼らしい視点で当時を振り返っている。
それは先日、仕事のためにイタリア・ローマへ飛んだときのこと。そもそも往路復路ともに、モニター故障により映画が一本も見られないという不幸なアクシデントがあったそう。席を移動したものの、移動先のモニターまで壊れていたという不運続きだったが、本人は「俺はフライト時間が長いのはまったく苦じゃないから、全然OKだったけどね」と気にせず、ゲームや読書、睡眠などで時間を潰していたという。
そんな中で聞こえてきたのが、赤ん坊の泣き声。アクシデント続きの状態で赤ん坊の泣き声が聞こえてきたら、思うところもあるだろうが、そこはジャニーズきってのポジティブ王子様・手越。
「赤ちゃんの泣き声にびっくり! 赤ちゃんの泣き方って、のどにすごく負担がかかるんだよね。それなのに、何時間も泣き続けてるのにのどがかれない……。『赤ちゃんってどんな発声法しているんだろ?』って思ったよ。きっとすばらしい発声法しているんじゃないかと思うんだ。赤ちゃんに発声法、教えてほしかったな(笑)」
泣き声にイライラするどころか、まったく違う角度から赤ん坊に尊敬の眼差しを向けていた。まさにすべての人に笑顔を振りまく、ジャニーズアイドルの鏡といえる発言だろう。
このインタビューの最後には、取材当時に上演していた、メンバーである小山慶一郎の舞台『グレート・ネイチャー』をサプライズで観劇し、「本番後に楽屋に『アイヤ~』って入っていこうかと思っています(笑)」とイタズラ心を育てていた手越。同誌の小山の報告によると、「会うたびに“見にいけない”って言ってたのに、俺が舞台千秋楽を終えてすがすがしい気持ちで楽屋に戻ってくると、俺のイスに手越がド~ンって座っているわけ。手越サプライズに不覚にもキュンってして、『好きになってしまいそう』と言ってしまった(笑)」と完全の手越の手中に落ちたよう。
アクシデントにも動じず、赤ん坊の泣き声にも興味津々で、メンバーにはサプライズを仕掛ける。手越の人間としての器の大きさがうかがえるエピソードだった。
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名無しだJ より 2015年10月31日 5:00 PM
さすが手越君、誰にでも優しいし、悪い事もポジティブに良い方向に変えてしまう。
そんな手越君が大好きです♪
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