表題曲の「東京ドライブ」は、「スズキ ソリオ バンディット」のTVCMソングとして起用されており、長瀬智也が作詞・作曲・編曲を手掛けた楽曲。サザン・ロック調の爽やかでありながら土臭いサウンドと、トレンチコートを着用したメンバーが港のビットに足をかけるジャケットとあいまって男臭い仕上がりになっている。
長瀬は、「月刊ソングス」2015年11月号(ドレミ楽譜出版社)で同楽曲について、「アイドルバンドがこういう曲をやってもいい時代なんじゃないかと思って。もちろん東京ドライブの楽しさみたいなものも出せたらいいなと思ってた」と大まかなコンセプトを語っていた。続けて楽曲構成に関しては「海外の曲ってBメロがないんですよ。“Aメロ、サビ”っていう構成の曲がほとんどで。僕が作る曲もそういう構成が多いんだけど、なるべくBメロを入れて、サビに向かってストーリーを作るようにしているんです。そういうことも含めてポップにすることはすごく心がけているかな。ただ明るくするだけではなくて、色んなギミックがあったりとか、聴いたことがないサウンドにすることも考えていて。聴いた瞬間に“何これ!?”っていうインパクトがあるというのも、美しいことだと思うんですよね」と語り、曲中の“ブブブンブンブンブンブーンブン”というコーラスがその“インパクト”に当たることを説明した。
また、長瀬はインタビュー内で“TOKIOというバンドだからできること”を一番大事に考えていることを明かし、同作の男前なジャケットもTOKIOというバンドだからできることの一つだとコメント。国分太一が作詞・作曲を担当した、シングルの2曲目に収録されている「I believe」については、「TOKIOはみんな曲を作るけど、面白いぐらい“柄”が違うんですよ。太一くんと僕では、アウトプットのツールが全然違うじゃないですか。鍵盤とギターってコードの流れも大きく違うし。あと、太一くんは繊細でセンチメンタルな曲を書く人だなって昔から思っていて。僕はもっとバカっぽいというか(笑)」と自身と国分の楽曲作りの違いにも言及。
一方、国分は、「TVnavi SMILE vol.18」(産経新聞出版)で、「才能の塊だと思います。TOKIOの音楽活動において、バンドのサウンドは長瀬の頭の中にあるイメージが年々大事になってきてます。(抜粋)『東京ドライブ』には僕の曲『I believe』もカップリングで入るので、今まさにアレンジやらを長瀬と一緒に考えてるから、なおさらすごさを感じてます」と、長瀬を絶賛した。
同誌では、城島茂は「音楽面で長瀬がすごいなと思ったのは、頭の中でアレンジまで出来上がった曲を持ってくるんですよ。スタジオでブラッシュアップしていく部分はあるけれど、“TOKIOの曲”としてちゃんと世界観ができていて、ほぼ100%に近い形にしてデモ曲を持ってくる」と語り、山口達也は「『TOKIOの音楽ってこれだよね』を、一番強く持っていて形にしてくれる、TOKIOの音楽の象徴。(抜粋)音楽をする人間として生まれてきた男だと思う」とコメント。最後に松岡昌宏は「うちのグループで一番アーティスティックな人間はあいつだろうね。俺達がどこかにおいてきてしまったものを、あいつだけは変わらずに持ち続けている。根っこは変わってないのに、いろいろな経験をして、幹や葉がどんどん大きく育っている。いい意味で少年の発想力をもったまま実力や技術が向上しているから、誰にも想像ができないものを作ることができる、そのアーティスト性があいつの魅力だと思う」と語り、メンバー全員が長瀬の音楽性に絶大な信頼を寄せているよう。
2013年にリリースした46枚目のシングル「リリック」の作詞・作曲・編曲を長瀬が担当したことがきっかけで、近年ではシングル曲については楽曲提供を受けずに、メンバーによる作詞作曲をメインとする体制に移行したTOKIO。これから先、また違った“TOKIOらしい”楽曲が聴けることを期待したい。
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名無しだJ より 2015年11月1日 9:58 PM
この人の歌声、不快で嫌い。デカい図体してる割に、なんであんな細くて甲高い、しかも頼りない声なわけ?テクニックも無ければ、声質が伸びやかでもないし、クリアでも、ハスキーでもない。音域もありそうもない。一切何の魅力も感じられないボーカルだわ。
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