「グループとソロどちらがいいか……」、山下智久が真正面から“ジャニーズ”を語る

2016.2.1

 山下智久が、ソロ活動を本格化させた2012年からの人気楽曲を収録したベストアルバム『YAMA-P』を1月27日にリリース。「オリスタ」2月8日号(オリコン・エンタテインメント)では、各曲についてはもちろんのこと、“ジャニーズの一員であること”についてもさまざまな切り口で語っているのが印象的だ。

 山下といえば「ERO」(12)などタイトルにインパクトのある楽曲が多いが、「怪・セラ・セラ」(13)についてのエピソードを聞かれると「最初サビの“怪っ怪っ怪~”ってところを歌うのに、ものすごく抵抗があったんですよ(笑)。でも、スタッフに説得されて、俺自身、『たしかに、大勢の人の記憶に残るためには、何年か経ったときでも、みんなが思い出せるぐらいのインパクトを与えるべきだよな。それがジャニーズだろう』という考えに行きついて」とコメント。「Loveless」(09)などサラリと聴けるようなヒット曲もあるだけに、リリース当時は方向性にかなりの迷いがあったと語っている。

 またこのインタビューの中では、NEWSを電撃脱退したことについても、約5年経ったいまの目線で振り返ってこう語っている。「グループとソロ、どっちが良かったかなんて答えは永遠に出ないだろうし。何より自分で決めたことだから……」「グループにいたときはメンバーに甘えられましたから(笑)。逆に、離れてみて、グループとか仲間の大切さにも気付けたし」。

 そしてこの“仲間”をテーマにしたくだりでは、昨年末の『ジャニーズカウントダウンコンサート』で、KAT-TUN亀梨和也とのユニット“修二と彰”で6年ぶりに登場したことも挙げており、「ひとり隣にいるだけで、安心感が全然違った」とボソリ。15年は目だった歌手活動がなかっただけに、この東京ドームでのファンの大きな歓声がひときわ心に響いたそうで「『そうだ、俺、ジャニーズなんだ!』って思いました(笑)。しばらく演技しかしてなかったから、つい“ジャニーズ感”みたいなのを忘れがちで……」としみじみ語っている。

 また、山下といえば同じジャニーズの中でもどちらかというと同世代の面々との付き合いが多いように見受けられるが、修二と彰の「青春アミーゴ」が後輩グループにも歌い継がれていることに話が及ぶと、かなり印象的なコメントを残している。「世代を超えて受け継いでいくことって大事ですよね。(中略)横のつながりもあるけど、縦のつながりもすごく大事で、そうやって人づてにいいものが広がっていくことが、ある意味、ジャニーズという集団を大きくすることにも繋がる。ジャニーズの歴史をつないできたのは音楽だと思うんです」。

 先ごろのSMAP解散騒動も影響しているのだろうが、これほど明確にジャニーズという“組織”については語ったことがなかった山下だけに、意外過ぎるコメントだ。さらに「今年コンサートができるなら、Jr.のコたちとも一緒にやってみたい」とも語っており、もし実現するのであれば、生田斗真ら勝手知ったる面々をゲストに招いての過去のコンサートとは一味違ったものとなりそうだ。

 コンサートでの演出や衣装については、「“ジャニーズだからできること”を大切にしていきたい」という発言も。プライベートでの大学進学や海外留学にはじまり、仕事面でも安室奈美恵ら外部アーティストとのコラボなど、これまでどちらかといえばジャニーズの“外”に目を向けているイメージが強かった山下。ジャニーズの一員である自分を見つめ直すような今回のインタビューは、心境の変化も感じられてかなり興味深いので、熟読してみてほしい。

コメント

  1. 名無しだJ より 2016年2月2日 1:35 PM

    退所が良いと思うよ。
    By Jin

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  2. 名無しだJ より 2016年2月14日 6:29 PM

    山Pは、ジャニーズの中で一番大好き♡
    付き合う人を選んで欲しい!!
    山Pのファンの為に、山P自身の為♡
    ジャニーズ愛で復活NO.1♡

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