嵐・大野智、『世界一難しい恋』での「怪物くんしか見えない」という批判は計画通りだった!?

2016.4.18

「今回演じる鮫島零治っていう人は、僕とは真逆というか。人に対してすごく上からモノを言ったりするから、まずそこが違うなって思うかな。でも、ある意味すごくピュアな人なんだろうなって。真っすぐで、憎めない要素がある人。わかりやすく言えば、怪物くんにちょっと近いのかな? 怪物くんは人間じゃないから、あれの人間バージョンに近いかもしれない(笑)」(「POTATO」2016年5月号/学研プラス)

 大野自身、怪物くんをイメージしながら演じていたのである。ということは、「怪物くんに見える」という評価は逆に成功なのかもしれない。

 『怪物くん』といえば、大野の小柄な体型を生かしたあのサイズ感も人気のポイントだった。今回も小池や杉本、北村、ジャニーズWESTの小瀧望と、共演を長身の俳優で固め、北村演じるライバルホテル社長が「(モデルの女の子と)並んで歩くとちょっと鮫島くん見劣りしちゃうかも」と身長をいじるなど、あえて大野の小ささ、かわいらしさを強調。「身長差萌え」のファンも多い。

 「変に笑いをとろうとか考えないで、一生懸命やろうと思ってる。一生懸命ただ演じれば、それが伝わるんじゃないかなって」(「ポポロ」2016年5月号/麻布台出版社)と、鮫島零治役に正面から取り組もうとしている大野。この作品が「怪物くん」と大きく違う点は、ラブストーリーであるということ。怪物くんの呪縛から脱し、恋する零治くんに命を吹き込むことができるか。もともと演技において評価の高い大野だけに、世間の期待を裏切らぬようがんばってほしい。

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