4月13日からスタートした、嵐・大野智の主演ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)、通称“セカムズ”。放送開始から現在まで、視聴率は11~13%台をキープしており、春クールのドラマの中でも特に好調だ。
5月25日に放送された第7話では、6話よりも1.3ポイント上げて13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を記録。“中だるみ”となってしまいそうな時期だが、むしろ視聴率は跳ね上がった。実はこれにはワケがある。ファンが以前からずっと楽しみにしていたのが、第7話なのだ。
アリーナツアー『ARASHI“Japonism Show” in ARENA』の5月7日の広島グリーンアリーナ公演でのこと。MCでは“セカムズ”の話になったのだそう。ちょうど第7話の台本を楽屋で読んでいたという大野に対し、松本潤がどんな話なのかを尋ねると、「ベッドシーンです」と答えたのだとか。メンバーは「ウソだ!」「信じない!」と疑っていたようだが、この話を知ったファンの中には、ショックを受けてしまう人や「風邪をひくとか……?」と、意外な展開を予想する人などが現れた。この時点では第4話の放送が終わったところだったので、しばらく“ベッドシーン”はおあずけとなっていたのだ。
そして、ファンの不安と期待が入り混じった第7話。大野演じる鮫島零治の自宅へやってきた柴山美咲(波瑠)。2人はお酒を飲みながら会話を楽しみ、いい雰囲気に。が、時間を気にして帰宅すると言う美咲。はじめは「タクシーを呼ぼう」と帰す気だった零治だが、「別にウチに泊まったっていいんだ。こんな夜中にわざわざ帰ることもないし、明日は仕事も休みだ」と、名残惜しくなったのか、美咲を引き止める。そして、2人は同じ寝室で寝ることになるのだが……美咲は零治のベッドの下に敷かれた布団で、一晩過ごすことになるのだった。
翌日、このことを秘書の村沖舞子(小池栄子)に話した零治は、「キスのひとつもすればよかったじゃないですか」と言われてしまう。そして、観覧車で美咲と“初めてのキス”をたくらむのだが……。
なかなか上手くいかない零治だが、美咲とのキスはあきらめられず、懲りずに家に招き入れる。しかし、美咲が布団で寝る状態は変わらないため、ファンからは「まさかこの一連の流れがベッドシーンなの?」と、疑問の声が上がってしまう。
そして終盤には、ハプニングを装い美咲とキスするため、零治の専属運転手である石神(杉本哲太)とともにベッドに細工をするという、コミカルな展開に。しかし、「ふたを開けてみたら想像と違いすぎる!」「こんなに笑うベッドシーン初めて」と、これはこれでファンからは好評だったようだ。
第8話では、結局キスができなかった零治と美咲がギクシャクしてしまう様子や、舞子が零治に恋心を抱いているのではないかと思わせるシーンがあるよう。登場人物の関係性が大きく変化していきそうな、今後の展開が見逃せない。
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