『せいせいするほど、愛してる』での突然すぎるタッキーのエアギターに、視聴者もあ然!

2016.7.13

 しかし、視聴者が一番驚いたのは、ドラマ中盤のこと。仕事への姿勢の違いや海里が結婚していることについて言い争いになった2人。互いにフラストレーションが溜まっていたのか、未亜は一人カラオケへ。そして海里は自宅に着くなり、スピーカーから大音量の音楽を鳴らし、突然エアギターを始めてしまう。音楽に合わせて、部屋の電気を次々と点け、キッチンカウンターに乗り上げてまでパフォーマンスする姿に、視聴者はあ然。

 番組公式ホームページの滝沢のインタビューによると、「ぼくもびっくりの設定で、趣味がエアギターなんです(笑)。副社長という立場はやはり息苦しいのか、それを発散させているんでしょう。未亜の一人カラオケと対になって毎回出てくるらしいです(笑)」とあり、今後もこのパフォーマンスが出てくるよう。エンドロールには、「エアギター指導」として、第一人者の宮城マリオの名がクレジットされており、制作側としても気合の入った演出なのだろう。ところが視聴者は、「武井咲ちゃんの歌が想像を超えて下手なのに合わせてのエアギターほんとやばい」「滝沢秀明のエアギターを見るドラマだこれ」「さすがにエアギターのシーンは衝撃すぎて直視できなかった」「これコメディだっけ?」と、ドラマの内容そっちのけで、エアギターばかりが話題となっていた。

 あまりにエアギターが衝撃的だったものの、ドラマの主軸は恋愛。滝沢は自身が演じるキャラクターについて、「海里には何をするにも自然なカッコ良さがあるんですよ。あれはマネしようと思ってもなかなかできるもんじゃない。男から見ても憧れる男だと思います。また原作が少女マンガということで、せりふに独特な感性があって。監督と相談しながら、重い内容のことをあえてさらっと、軽く言ったりしているんです」(「TVLIFE Premium Vol.18」、学研プラス)と語っており、マンガの世界では胸キュンポイントとなる言葉を、ドラマでは浮かないように苦心していることをうかがわせている。

 第二話の予告には、ダウンする未亜に「風邪なんてオレにうつせよ」と言うシーンもあり、今後も甘いセリフは続いていくよう。現実離れしたセリフを、リアルさを求められるドラマの世界にどうなじませるか、これが本作の成功のカギを握っているようだ。

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