その後、二宮は「どう考えてもやっぱりね、僕よりね山田くんの方が忙しいんですよ」と続け、山田を含む“若手ジャニーズ”の働き方について、突然語り出す。アイドルだけでなく、社会人なら誰でも「若いうちはやっぱ働かなきゃいけない、なにがあろうと」と持論を展開。「忙しいから人気があるとか人気がないとかっていう比例の基準じゃなくて、年数に見合った働き方がやっぱあるわけだよね。そうなるとやっぱりあの人たちは、昼間も夜も、グループも個人も働かなきゃいけない物量が多いわけよ」という考えから、デビュー10周年を目前としたHey!Say!JUMPは“今”が頑張り時だと思っているよう。

　唐突に後輩へのマジメなアドバイスを始めたかと思いきや、「自分が同じ時期ぐらいのときに、絶対働いていた時間に先輩からこんなメール来たらすげー腹立つだろうなっていう時間にしかメールしてない」と、昼間にメールを送った理由に話が戻る。しかも、「夜なんかで（メール）して、『じゃあ今から行きます！』ってなった……そんな地獄あり得ます？　1人でゆっくりしたかったのに、空気感でメールして捕まっちゃた時の地獄たるや」とまで発言。要するに、二宮は後輩が忙しくしているだろう時間を狙ってメールを送ることでコミュニケーションはとりつつも、食事の誘いを受けないように先手を打っているよう。

　しかし裏を返せば、後輩の活躍を見守っているようでもある。人一倍仕事に熱い思いを抱いている二宮ならではの応援方法なのかもしれない。

　国民的アイドルとして多忙さを極める二宮の言葉だからこそ、説得力のある仕事論。今後も二宮の言葉に、多くの社会人ファンたちが励まされることだろう。