■第3位　『嫌われる勇気』（加藤シゲアキ）103票

　3位はNEWS加藤シゲアキが新人刑事・青山を演じる『嫌われる勇気』。同作は、心理学者のアルフレッド・アドラーの理論を解説した『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』（岸見一郎・古賀史健、ダイヤモンド社）のポイントを散りばめた刑事ドラマで、青山は、自分の意のままに行動する女刑事・庵堂蘭子（香里奈）に振り回されっぱなし。しかし、彼女の言動から我が身を振り返り、徐々に成長を遂げていきます。他人の目を気にしない庵堂に対し、青山は他人を評価を気にする心配性な性格。そのため、時折かわいらしい一面が垣間見え、「香里奈さんの後をくっついて回ったり、『きゃー』って叫んでみたりと、いつものツンなシゲくんと真逆の役がなぜかはまっているから（笑）」「めっちゃかわいいシゲがたくさん見られるから!!」「シゲアキの圧巻のヒロイン力」とコメント欄でもその点を評価する人が多数。

　また、「アドラー心理学に興味があります！ 勉強にもなり、大好きなシゲくんが出ていて とても楽しみです」「青山くんが奮闘するかわいさから目が離せません!!　新米からの成長にも期待」と、ドラマの構成・展開に魅力を感じている人も。今までにない刑事ドラマだけに、どういった最終回になるかが楽しみですね。

■第2位　『嘘の戦争』（草なぎ剛、菊池風磨）193票

　草なぎ剛主演の『嘘の戦争』が第2位。幼少時代に家族を殺された青年が天才詐欺師となり、事件の関係者に復讐していく同作。草なぎが天才詐欺師・一ノ瀬浩一を、Sexy Zone菊池風磨が詐欺師見習いの八尋カズキを演じています。草なぎにとっては、2015年に放送された『銭の戦争』に続く復讐シリーズ第2弾とあって放送前から注目されていましたが、1話につき関係者1人ずつを追い詰め、黒幕にジリジリと近づくていくスリリングな展開に引き込まれる人が続出。「展開も速いし、小ネタも多いし、なんといっても草なぎ剛の演技に引き込まれて、時間がすぐに経つ」「出演者みなさんの演技力とストーリー展開の速さに引き込まれ、初回2時間はあっという間でした」「草なぎさんの演技に引き込まれ感情移入してしまう」と、復讐に生きる男の絶望感や孤独、怒りを織り込む草なぎの演技力が、この作品の最大の見どころになっているようです。また「素の風磨くんが見れて良い。適役。チャラいキャラを演じさせるなら今のジャニーズの中では一番」と、豪華キャストの中で存在感を見せる菊池に注目する人も。

■第1位　『視覚探偵 日暮旅人』（上田竜也）198票

　そして第1位は、KAT-TUN上田竜也が出演する『視覚探偵 日暮旅人』。同作は、匂いや痛みなどを「見る」ことができる探偵の日暮旅人（松坂桃李）が、ワケあり依頼を解決していくというストーリー。上田は、日暮や彼の相棒・雪路雅彦（濱田岳）を慕うチンピラの鶴田亀吉を演じています。ドラマの原作が人気小説シリーズということもあって、一定の固定ファンはいるよう。しかしジャニーズファンが注目したのが、亀吉のキャラクター。「『炎の体育会TV』のジャニーズ陸上部のときの鬼監督とのギャップに萌えます」「さすが、あの蜷川幸雄さんに見初められただけあり、33才が25才のチンピラ役がしっくりくる奇跡」「いつものクールな上田さんとは真逆のテンションが高いお茶目な役が、とても素敵です。子役の住田萌乃ちゃんとの仲良しな様子もかわいくて、目が離せません」「実力派俳優の松坂桃李さんに対して、スパイスの様な上田竜也くんがいい味を出していて、面白いです」と、亀吉は上田の当たり役との声が多いです。

　第3話ではウェディングドレスを着たり、ジャニーズJr.福田悠太とのキスシーンがあったりと、“大活躍”だった亀吉。今後、ドラマの展開はシリアスなものになっていきそうですが、天真爛漫な亀吉がいい「抜け」になりそうです。