KAT-TUN中丸雄一の主演ドラマ『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)の第7話が、5月20日深夜に放送された。GW中に放送された第5話が1.5%、続く第6話が1.1%と視聴率が下降していたが、第7話の平均視聴率は1.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と横ばいに。第1話は2.4%、第2話は2.6%と同枠過去最高視聴率を更新しただけに、最終回までに数字を盛り返せるのか気になるところだ。
人見知りなマッサージ師ジョーこと矢吹原丈(中丸)が行く先々で殺人事件に巻き込まれるが、容疑者をマッサージすることで事件の“ツボ”を見抜き、解決していくという同作。回を重ねるごとにアグリ(小芝風花)らジョーの務める「ほぐす堂」の同僚たちと警視庁のマネー刑事(小澤征悦)、タイガー刑事(和田正人)のコントのようなやり取りがエスカレートしているが、第7話は……?
銀座の人気ホステス・姫川愛(ちすん)のもとへ出張マッサージに出かけようとするジョー(中丸雄一)に、店主のエコ婆(倍賞美津子)は「予定の施術が終わったらすぐ帰るように」とくぎを刺す。ところが愛からの延長の依頼を断りきれなかったジョーは、愛と暮らしている闇金業者の鬼島(大河内浩)の帰宅に鉢合わせ! 嫉妬深い鬼島はジョーに「殺してやる!」とドスを突きつけるが、ジョーがエコ婆の店の店員と知るなり態度を改める。鬼島にも施術したジョーは、彼のある体の変化に気付いたが「愛には黙っていろよ」と言われてしまう。
その翌日、鬼島が毒殺されたことがわかり「ほぐす堂」も大騒ぎに。死因は珍しいサソリの毒によるものと判明し、鬼島は手のひらを押さえるようにして死んでいた。捜査線上には鬼島に多額の借金をしていた研究者の児玉(本間剛)、愛に好意を抱いていた元勤め先のオーナー・杉野(菊池均也)の2人が浮かび、またもやジョーは捜査に駆り出される。
主題歌「お疲れサンクス」の振付師・パパイヤ鈴木が、かつて出演していた『元祖!でぶや』(テレビ東京系)を彷彿させるグルメ番組のレポーターに扮して登場するも、ジョーとは絡みなしだった今回。細かいパロディで視聴者を楽しませていたが、番組の感想は2つの点に集中していた。
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