ゆるさが魅力の『マッサージ探偵ジョー』、第7話は謎解きまでゆるくなり1.1%の低空飛行

2017.5.24

 1つはインド発祥のスポーツ・カバディをテーマにした、無理のありすぎる推理。ジョーが「今日は特別ゲストを呼んでいます!」と、カバディの世界チャンピオンを連れてきたときのTwitterには「カバディwww」が並ぶ異常事態に。容疑者2人にジョーが施術をしたところ、「カ」と「バ」と「デ」を人よりもかなり多く発音していることが判明→つまり2人はカバディの経験者→重心の低いカバディの動きで監視カメラに映らず鬼島のマンションに侵入できた……というゆるい推理に「ふざけた番組だとわかってたけど、とうとうトリックまでふざけたものになってきた」「この番組だから許されるし面白いけど、ほかの番組でやったらクレーム必至だよね?」などと愛あるツッコミが目立った。

 2つ目はアグリとキャバクラで潜入捜査をするシーンのジョーの女装。「かわいい! 真面目に女装してくれて、ゆっちありがとう」「中丸さん脚きれい(笑)」「どうにもジョー子ちゃんの脚に目が行く……」などと、中丸の“チャームポイント”である脚線美が大好評。前回のうさぎの着ぐるみコスプレに続き、ファンを大いに沸かせてくれた。

 毎回視聴者をゆるい笑いに巻き込みつつも、最後はちょっといい話で締めくくるのが特徴の同作。今回は、鬼島が手を押さえていた理由が小料理屋を開く愛を応援するために、とあるツボを押していたためということが判明し、「最後ホロリときたぁ」「意外にいい話でつらい」といった声も多く、番組プロデューサーもTwitterで「『くだらな温ったかい』がより発展して『くだらな泣ける』感じ」と解説している。

 第7話のラストに、ジョーとなんらかの関わりがある謎の男・黒服からエコ婆に届いた「これ以上は待てない」「これは国家の問題だ」という切迫したメールに、エコ婆が「もうすぐジョーは覚醒する」と返信。急展開がありそうな次回の予告には「さよなら、ジョー」のキャッチコピーも!? まだ最終回を迎えるには早そうだが……。

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